一昨夜ばあ様より 先日から右手親指が痛いと言うことで 昨日の朝 病院に連れて行った。

一昨日デイサービスに行き 親指が痛いと言ったところ 同席する方から「バカ指と違う」と指摘され、手術をした方あり、テーピングで直した方と2人の話を聞いてきた。

おじさんは ばあ様の診察に同席していなかったので詳しくは聞いていないが、痛み止め的注射(調べた結果 ステロイド注射)をしたようである。まあ週末無理をせず様子を見て貰えば良いかと考えている。

もし悪くなれば紹介状を書いてもらって整形外科になるかと思う。

バネ指

バカ指を検索するが出て来ない・・・もしかして「バネ指」と検索すると出てくる。TV番組「月曜から夜ふかし」で ご長寿にクイズの解答をさせるところと同じである。どこかで変わり固定化されている。

なお バネ指の症状は以下のもののようである。

指の曲げ伸ばし運動は、前腕と指をつなぐ筋肉のはたらきによって達成されています。指と前腕をつなぐ筋肉は腱となって骨につながることになりますが、指先の運動に伴って腱が安定性を保てるように「靱帯性腱鞘(じんたいせいけんしょう)」と呼ばれる組織で補強されています。

腱鞘は鞘さやという字を使いますが、むしろバンドのようなループになっていて、その中を腱が行き来することで指の曲げ伸ばしを滑らかに行うことができます。手指を曲げ伸ばしするときには、腱鞘の中を腱が往復するように動きます。この部分の通過障害による炎症を腱鞘炎(けんしょうえん)といいます。

指の腱鞘が何らかの原因でむくんで厚くなったり硬くなったりすると、腱鞘とその中を通っている屈筋腱(くっきんけん)がこすれ合い、炎症のために腫れてきます。このため、腫れた部分が引っかかって、指を伸ばそうと強い力を加えると「カクン」と跳ねるようになります。このように発症するのがばね指です。

症状

ばね指は“腱鞘炎”であることから、炎症に関連した症状が出現します。指の付け根における痛みや腫れ、熱感を呈することになります。初期にはばね指の症状は朝方が強く、日常動作を重ねることで徐々に症状が緩和されていきます。靱帯性腱鞘の中には滑膜性腱鞘(かつまくせいけんしょう)があり、滑液いわば潤滑油が腱鞘内を流れています。夜間指を動かしていないと、この潤滑油が流れず朝方動き始めが痛いのですが、徐々に動かすにつれ改善するというわけです。

ばね指は進行すると滑膜腱鞘も圧迫され、滑液いわゆる潤滑油が枯れてしまい、指の曲げ伸ばしがスムーズにできなくなります。さらに締め付けが強くなると腱鞘の前後で腱がこぶのように肥大し、それが腱を通る時に“ばね現象”と呼ばれる症状を見るようになり、指が引っかかるような動作をするようになります。さらに悪化すると指が動かなくなってしまう(ロッキング)こともあります。

治療

ばね指では、安静や局所へのステロイド注射、手術療法などが治療として行われることになります。ばね指では炎症を和らげるために安静にすることは重要であり、可能な限り誘因となっている指先の動作を控えることとなります。この際、関節を固定してしまうと関節が拘縮(固くなること)してしまうことが危惧されるため、装具での固定などは基本的に行いません。むしろ関節が固まらないように暖めながら伸展ストレッチなどを行うことが促されます。

痛みが強く生活に支障をきたす場合には、炎症が生じている腱鞘の内部にステロイド薬を直接注射します。特にトリアムシノロンという薬が腱鞘炎によく効きますが、2回以上続けて腱鞘内に注射すると腱断裂を起こすことが報告されています。トリアムシノロン以外のものは若干効果が劣りますが、腱に悪影響を与えることは比較的少ないといわれています。それでも何度も繰り返し使用すると腱が変性する可能性があります。いずれのステロイドの注射をしてもなお再発を繰り返すようであれば、最終的には手術をするというステップになります。手術では引っかかりが生じている腱鞘を開くことになりますが、傷口は小さくすみます。

養生

ばあ様の 庭先で草抜きをしたりなど、細々動きたがるのを止めさせておかないといけない。指に無理を掛けず、軽作業なら緩和方向に効くらしいのでどう話したものかと思っている。

昨日 治療後じっとして居て、昼はどこかに食べに行けばいいじゃないかと言った。ところが後で台所に行くと動き出している。止めても聞かない性格なので、無理しない様にとは言ったが・・・まあ 自然に任せるしかない。今朝は元気そうに 挨拶&食事していたので、いくらかハレがひき 痛みが無くなっていると思っている。長年親子なので 大体は表情などで判る。

なお テーピングによる治療もあるようである。こちらも研究しないとばあ様に付き合えないことである。性格なので 先は長い 何時ものようにボチボチ調べて対応していけばよいとする。

付記

今朝 診断・注射した大先生と散歩道で出会ったので あいさつしたところ、「おふくろさん まあ適当にやってれば 直る時は直る」と言われた。「好きなようにさせておきなさい」と言うことのようである。

「心配ないさー」で落ち着いた。