庭の一角にばあ様が 何年か前に正月の松竹梅の鉢植えに付いていたフクジュソウを移植していた。知らぬ間に根付き、広がって立派なものになっている。今年は ばあ様が周辺の草を早々と抜いたのか、それともフクジュソウが出て来る前に草取りをしていたのだろうか?
速く咲かないかと明日から覗いてみないといけない。自宅を外から覗くのであるが・・・おじさんの家は 防犯のため中が見渡せるように、塀を低くしてあるのでこういう時は便利である。
おじさんも今朝 資源ごみの立ち合いから帰る途中に気付いた次第で、「あれ」と思い 写真を撮った。近所には2m近い高さの塀を巡らせた家もあるが、防犯上はいかがなものと考えている。今のままが防犯上一番のような気がする。庭先の変化にも気付け、同時に見られて恥ずかしくないよう草取りなどもする。
あれこれ
フクジュソウ(福寿草、献歳菊、学名:Adonis ramosa)は、キンポウゲ科の多年草。別名、ガンジツソウ(元日草)。毒草である。
北海道から本州の山野に多く見られる「春植物」である。これまでフクジュソウとされていたものは現在4種類に分類されている。人里に近いところでも大群落をつくるので、花の歳時記には必ず登場し、いずれの種類も 早春のウメの花がほころぶ頃から蕾をもち上げる。後を追うように咲く黄色の大輪花となる。花茎を伸ばしながら、細く切れ込んだニンジンのような葉を広げ、晩春のころから葉を枯らし、落葉する。
花は太陽光に応じて開閉 日光が当たると開き、日が陰ると閉じる。根はゴボウのようなまっすぐで太いものを多数持っているが、鉢植え苗は根が切られているので根付きには運不運がある。