普段は気に留めなかった荒れた畑の一角が ペパーミントに埋め尽くされていた。以前 自宅近所に蚊の多いことから植えようかと考えたことがある。その時友人から繁殖力の強いことを聞き、鉢植えを薦められ 管理するのが面倒くさいと思い止めた。

網戸にペパーミントオイルをスプレーすれば足りると思ったからである。このペパーミントに埋め尽くされているのを見た時 友人の助言に得心した。

あれこれ

ペパーミント(英名:Peppermint、学名:Mentha x piperita L.)は、シソ科ハッカ属の多年草である。和名はコショウハッカ、セイヨウハッカと呼ばれスペアミントとウォーターミントの交雑種であるといわれる。原産地はヨーロッパ大陸である。ハーブの一種であり、独特のメントール臭がする。ニホンハッカに比べると、メントール(ハッカ脳)の含有量は低い。

ヨーロッパ、アラビアで、葉を摘み取って乾燥させたものをハーブ(薬草)や薬味として使用したり、花を枝ごと水蒸気蒸留して精油を抽出して香料として利用されてきた。ペパーミント由来の香料は菓子に広く使われ、またハーブティーにも用いられる。

なお おじさんペパーミントチョコアイスは苦手で、無理に食べるものと思っていない。

種は、水気のある状態を保てば容易に発芽する。また、種の他に地下茎でも爆発的に増えるので、苗から育てる場合は1株で充分である。雑草以上に生命力が強いハーブであることが挙げられる。地下茎は柔らかくて切れやすいので、増えすぎたものを引き抜いても、地中に地下茎が一部でも残っていれば スグ復活する。

投稿者

おじさん

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