昨日 名も分らない多肉植物を見る。珍しいものを発見したものの名前が分からない。本日もパーツごとに写真を撮り、ガイドに張り付いて ようやくカランコエ属のセイロンベンケイ種と分かった。
じじいになると時間を気にせず集中できるのが良い。こんな時を過ごすのは 学生時代以来と思い感慨深い。
なかなかゴージャスな花である。今後機会があれば 所有者に一枝お願いして家に鉢植してはと思った。
カランコエ属はマダガスカルを中心に約百数十種があり、もちもちした見た目の多肉が可愛らしい。
一般的にカランコエとして親しまれるベニベンケイ種を初め、ふっくらとした葉が毛皮で覆われ見た目が可愛いトメントーサ種、シャンデリアの様なゴージャスな花を咲かせるマンギニー種等、花を楽しむものや葉を楽しむもの草姿を楽しむもの等様々な種と園芸品種がある。
カランコエは全般として乾燥に強く低メンテナンスで育てることが出来る。一方で寒さに弱く殆どの種では氷点下を下回るとすぐに枯れてしまうため、冬場の管理には注意が必要。
あれこれ
原産:マダガスカル 学名:kalanchoe pinnata
草丈:約50~150cm 開花時期:1月~4月
分類:多肉植物
セイロンベンケイ種は鐘形の小花をシャンデリアの様に垂らして咲かせ、また葉の縁から芽が出て子株が出来る姿から別名「はからめ」とも呼ばれるマダガスカル原産の多年生植物です。
開花時期は冬から春、房状に約2.5cmの鐘形の小花を垂らす様に多数咲かせます。草姿は直立で草丈は約50cm~150cmまで成長し、葉は楕円形で3出複葉につく事もあります。
セイロンベンケイ種は一般的にシャンデリアの様に咲く花と、葉の縁から出る子株を鑑賞するために育てられます。葉縁から出る子株は水に付けておけば容易に次々とできるため、それを鑑賞するために葉のみを水耕栽培される事もあります。