足元に葉ボタンが植えられ、シーズンに合わせて組み合わされている。在来からのニホンズイセンのため早期にと言うこともあるのだろうか。他にも全体が黄色単色などが早々と咲いている。

日本においては、ニホンズイセンが古くに中国を経由して渡来したと言われている。分布は、本州の関東以西の比較的暖かい海岸近くの湿り気のある場所で野生化し、群生が見られる。越前海岸(福井県越前町)の群落が有名であり、福井県の県花ともなっている。

京阪神に近い瀬戸内では淡路島の 灘黒岩水仙郷(兵庫県南あわじ市  1月中旬から2月中旬)立川水仙郷(兵庫県洲本市  1月中旬から2月中旬)が良いが崖地に近く島内は道路が狭いので車の駐車場には難がある。また海岸沿いの断崖であるので、風が強く温かい格好でないといけない。

淡路島南ICで「あわじ島オニオンビーフバーガー」を食し、向かうのがお勧めかとは思う。

あれこれ

スイセン属(スイセンぞく、学名: Narcissus)は、ヒガンバナ科の属の一つ。この属にはニホンズイセンやラッパスイセンなど色や形の異なる種や品種が多くあるが、この属に含まれる植物を総称してスイセンと呼んでいる。

草丈は、品種・環境によるが、15 – 50センチメートル (cm) 程度である。全体に有毒であり、ニラと間違え食中毒事件を起こしたこともある。

和名スイセンという名は、中国での呼び名「水仙」を音読みしたものです。中国で名付けられた漢名の「水仙」は、「仙人は、天にあるを天仙、地にあるを地仙、水にあるを水仙」という中国の古典に由来する。水辺に育ち、仙人のように寿命が長く、清らかなという意味から名付けられたとされる。別名に雪中花、雅客。方言ではチチロ、キンデバナ、キンデ、シイセン、ハルダマなどの呼び名がある。

開花期は12月から翌年5月頃のあいだである。葉の間からつぼみをつけた花茎が伸び、伸びきるとつぼみが横向きになり、成熟するとつぼみを覆っていた包を破って花が開く。

投稿者

おじさん

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