建築も終わり、建物も新しく DIYその他で比較的楽に維持できる日々が40歳代ではないだろうか?但し そこには条件がぶら下がる。

仕事で上司と部下そして下請けさんなどに恵まれる。ゴルフと同じメンバーに恵まれないといけない。

子供の受験など関門が色々ある。奥さん,子供に振り回されてはいけない。おじさんは「たかが自分の子供・・・大それた才能があるはずない」と思ってきた。今思えば「概ね それで間違いなかった」と思っている。

総括的に この時期は会社&家族のメンバーに 恵まれればどうにかやり過ごせる。子供も小さいので 返済の余裕があるので、この時期に早期の繰り上げ返済を考えないといけない。この時期に計画的に返すとして余裕を持つと ボーナス低下その他予期せぬトラブルへの体制は軟弱となる。

また この時期は生活全体が安定するので ファミリーカーの買換予定の繰り上げなど ローン返済に対する気が緩み、プチ贅沢が始まる時期でもある。この辺りどう折り合いを付けるかが、将来起こりうる想定外に備える力となる。

50歳前後 からが一段と大変になる。問題は子供が大学に行くか 行かないかが大きく影響する。大学に進学すれば経済的に影響は大きい。また子供のクラブ活動による費用負担が大きい場合も多い。子供の努力と才能のため協力せざるを得ないが イタイ。

子供が高校で卒業,就職であれば 住宅ローン返済のみならず老後資金の手当てが十分可能となる。

50歳代 役職定年

50台半ばになれば給料頭打ちの「役職定年」がやってくる。

給料がっくりの初めでもあり、子供は大学生かその前後である。貯蓄高がグングン落ちていく。奥さんもパートに出るなどするが 実収入は少ない。貯蓄高の落ちるスピードに大きな変化はなく 決定力に欠ける。

まあ「しゃーない」と思いつつ節約を重ねても・・・我慢の日々である。そこに無神経と思える子供の言い分・・・カチン!とするので聞き流すことが一番です。

「願いは聞いた」あるいは「願いは聞いてやる」だけで「願いを叶える」とは 言いたくないのが本音である。

子供一人ならなんとかなるが 二人目からは学資ローンが必要と、同級生および諸先輩より事前には聞いているが・・・。奥さんと共稼ぎを除けば異口同音の答えである。おじさんは子供が3人なので同じ以上である。

その辺り ばあ様たちは「順番」と言うが、インフレなき時代 負担が低減される要素なし。わが身の不運を嘆かずにはおれない。そんなものである。

このあたりが峠 最後の上り坂 諸兄の奮闘を祈るで終わりたいところだが 人生は甘く無い。

この時期 子供が卒業すれば・・・と思いつつ頑張る・・・そこに大学院に行きたいと聞けば・・・ヤッパー キター!と思ったのはおじさんだけだろうか? おじさんの一番下の子供は就職状況が良く 就職してくれた。幸いにも子が大学院進学中止とした わが身の運の良さを思った。

60歳代 定年&嘱託

退職金があれば住宅ローンの片付けと残額は老後資金。何とか目途が立ってくる。

ここまでくれば安全と思いたい。思いたいのである。30年は長かった!本当に長かったと実感する!

最近 就職状況が悪かった現在の50歳前の世代と団塊の世代の子供の40歳プラスアルファが職を失い 実家で暮らす「子供部屋おじさん」「パラサイト」の記事を読んだ。他人事と思えず、将来おじさんの身に迫らないことを願うだけである。

本当に死ぬまで予断を許さない・・・人生はスリリングで サスペンスである。

おじさんがこのブログを書く切っ掛けは、過ぎた日々を確認すると同時に 「父さん」の偽りのない気持ちを子供に伝える目的があった。伝えたい!人生一筋縄では終わらない。

めぐるめぐる