今回の衆議院議員選挙 最初から出口調査などからの 開票前の大勢の予想を裏切る結果となったようである。
今回の選挙で電話調査、投票所出口調査など「立憲」と答えるのがトレンドになったのかもしれない。面倒くさく・くどいマスコミを遠ざけるための 人々の知恵かも知れない。まんまと事前の予想は裏切られとも考えたが、おじさんのところにも自宅に調査電話が掛って来たが・・・ガチャリで済ませた。答えてくれた方々を単純に 何も考えず、集計したのかもと思っている。
サイレントマジョリティーがそんなアンケートにまともに応じる訳もなく、メディアが恥をさらしただけである。調査方法・サンプル方法の見直しを掛けないと、次回も恥をかく。人間 失敗をして、反省してからが大切である。
選挙結果
野党野合で自公に逆転と勇ましかった結果が・・・トホホとなった。マスコミの正確な調査・分析出来なかったことが原因と思うが、次回選挙はどんな手法を出して来るか楽しみである。取り敢えず大勢は変らない。野党も党首という看板を変えて、再チャレンジであるが・・・新しい党首の力量如何にと心配になる。党首が責任を取らないこともあるようだが、淀むことは良くないと思う。
脇で見ていてもコロナ対策など犠牲者が諸外国に比べて少なく、財政も無理やりなバラマキがなかったので比較的健全な状態で収まっている。付け入るスキが余りなく、付け入るのは因縁めいたヤクザ的物言いしかなくなっている。少し経済的に落ち込んだ人々を救えなかった事例もあるので、政治が対処していただきたいだけである。正直に言えば 現在 日本国民は金持ちを除き 大半が貧乏になった状態である。
これから政府の力量を問われる。勝った自公も これから汗を流さないといけない。
今回の選挙の当落を見て 議員において選挙区で敗れ、比例区で当選された方々 与野党を問わず70歳を超える方は遠慮すべきだと思った。引退の美学がない。せめて党の要職からは退くべきである。
おじさん 日本を占領した当時の連合軍マッカサー元帥の引退の際「老兵は去るのみ」が好きである。引き際を考え、引いたあとは邪魔にならないように生きるのが良いと思っている。これも65歳を過ぎたせいかも知れない。社会の片隅でこそこそ 楽しく生きるのをお勧めする。
立民からは 小沢一郎氏 自民からは甘利氏などが該当するが、とりあえず幹事長を 甘利明氏は辞任した。引き際を考えながら生きることが大事と思う。
また大阪のオバサンよろしく 品悪く振舞う辻元氏など、一言ある方々が落選されたようでもある。批判するだけでは評価されない時代となったように思う。
中途入社
今回の選挙での落選議員の方々を考えると、多分政党からは活動費としていくらかは渡されるだろうが、浪人生活がこれから最長4年続くと精神的にきついだろうと思う。家族もあり大変かと想像できる。本人も家族も次回の選挙を考え、周囲に配慮しながら生活していくので厳しいだろうと想像する。
話が少しズレるが 中高年の再就職 難しい原因は「仕事への色気」と「実際の能力」の差異が大きいからと思ったりする。新しい職場に入れば プロパー社員と競う場面も出て来る。プロパー社員からすれば、落下傘降下してきたものが 当然将来の出世などの障害になると言う事である。従って 突然上司となったものが 絶対的に優れた能力があれば、従ってくれる可能性もあるが・・・通常は足元を見ている。そんな環境で力を発揮するには、社内取締役などの引き立てなど、特別なことが無ければ無理がある。そんな時は時間かけて、会社内のポジッションを作り 次に行かないといけない。それには 過去を忘れるなど配慮が必要となる。
再就職は安い給料も何年か我慢しないといけない。落選議員も同様の様に思えて来る。
短時間で決着がつくものでもないが、多くの人は年齢と家族があり急いでしまう。それ故 人としては理解出来る。当然 アホかいなと思いつつ、失敗も致し方ないと思っている。
おじさんなどは 只のアルバイトであるから、今更 出世する意欲も無く、日々楽しく送れれば良いと思っているので、完全お気楽モードで生きている。子どもは勝手に仕事して飯を食って生きているので、昔と比べれは雲泥の差である。
前田慶次
戦国時代の前田慶次の遺文にあり「そもそもこの無苦庵は孝を勤むべき親もなければ憐むべき子も無し。こころは墨に染ねども、髪結がむづかしさに、つむりを剃り、手のつかひ 不奉公もせず(奉公人の手をわずらわさず)、足の駕籠かき小揚(人足)やとはず。七年の病なければ三年の蓬(よもぎ:お灸)も用いず。雲 無心にして岫(くき:山の中の洞穴)を出るもまたをかし。詩歌に心なければ月花も苦にならず。寝たき時は昼も寝、起きたき時は夜も起る。九品蓮台(くほんれんだい:極楽浄土)に至らんと思う欲心なければ、八萬地獄(はちまんじごく:無間地獄)に落つべき罪もなし。生きるだけ生きたらば、死ぬるでもあらうかとおもふ」(現代語訳はつけないが、分かりにくい言葉を訳したので、雰囲気でご理解いただけると思うのでこのままでよろしくお願いいたします。)
おじさんは適当に楽しく暮らして、極楽往生したい。ここまで「かぶき」は出来ないと思いつつ、生き方を考えてしまう。
万事 男たるべきとの思いはあるが、おじさんそれなりかつ軟弱である。お気楽と言いつつ 日々反省となる。これも 人それぞれと思う。