散歩道の脇に白く花が咲いていた。この時期咲く花としては白く可憐すぎる。和名は「初雪草 ハツユキソウ」と言うらしいが、名前がシーズンにマッチしない。よく見ていると白い小さな花のようで花ではないようで・・・摩訶不思議である。
現場で見ていると日差しで遣られそうで・・・撮影直後日陰に一直線となる。
帰って調べると先端に小さな「杯状花序(はいじょうかじょ)」とのことに至る。雄花と雌花は退化しており、雄花は雄しべ1個、雌花は雌しべ1個だけの構造となっています。総苞(そうほう)は合着してカップ状になっており、この形から壺状花序(つぼじょうかじょ)とも呼ばれます。
白い花弁のように見えるのは腺体の付属体です。腺体は淡い緑色の部分で、ここから蜜を分泌します。
あれこれ
ユーフォルビア・マルギナタ トウダイグサ科 ユーフォルビア属 北アメリカが原産地。
ハツユキソウは名前のイメージから冬の草花であると誤解される方も多いようですが、実は夏の花壇を美しく彩ってくれるカラーリーフです。おじさんも初めてだったので見た時 姿に面喰い名前が分かり再度面喰いました。
ハツユキソウは日光を好み、また、真夏の暑い時期の直射日光にも負けない強さを持つのも特徴です。逆に日光不足になってしまうと株全体がひ弱な感じになってきてしまうため、しっかりと太陽光に当ててあげるのがポイントとなります。