庭の一角に雑草に負けず逞しくいつも立ち上がってくる。ばあ様は夏の花の少ない時期に咲き且つ丈夫なので、毎年お墓に供えている。仏前花は良くスーパーなどで買うが、屋内の仏壇であればそれなりの期間枯れないが、墓に供えると1日で枯れてしまう。従って 夏の夕方 ばあ様は庭に咲く花を何度も持って行き供える。セニアカー(老人用電動車)で通うので、マイペースである。

あれこれ

ヒャクニチソウ Zinnia elegans Jacq. はキク科の植物。比較的花が美しく、また花弁が丈夫で色あせしにくいので切り花として仏前花などにも使用される。

和名は百日草で、開花期間が長いことによる。また、花の寿命が長いことからウラシマソウ(浦島草)やチョウキュウソウ(長久草)の別名もある。英名は Common zinia、youth-and-old-age がある。

直立する一年生の草本。茎は高さ30-90cmになり、硬くて短い毛がある。葉は対生し、楕円形で長さ4-10cm、幅3-6cm。、硬い毛が生えている。

ヒャクニチソウ属には原産地の南北アメリカ大陸に約15種がある。日本へは1862年(文久2年)以前に入った。品種改良も行われ、八重咲き(舌状花が複数列となるもの)のものは1856年にインドからヨーロッパに入っていった。帰化は無いとされるが素人目には完全に帰化している。花色も青系を除けばほとんどあるようである。

直射日光、高温を好み、乾燥にも強い。また切り花としても夏でも花持ちがよいため、日本では仏前花として全国に広まっている。

投稿者

おじさん

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