本日ニュースを見ていると物価は上がり傾向であり、原油価格なども上がっているので早晩 燃料価格、電気料金などに影響し、後は流通コストなど万事に関わってくる。

韓国ニュースを見ていると先月から彼らの物価は2%程度上がったようである。また東京在住のサラリーマンが家を買うのは10年分の給料、ソウルのサラリーマンは20年分の給料との記事も見た。

韓国では金融緩和とバブルがヘタればどんなことになるのだろうと思う。家庭負債が限界に達しているとの記事もある。負債の風船がパンパン状態で、金利と言う尖った針が大きくなれば・・・後が見えてくる。

日本も しばらくは面倒な時代となる。貧乏な年金生活者としては、ありがたくない面倒な時代である。

特に 45歳以上の方は人生の岐路にさしかかる時代と思われる。

自己実現

おじさん「自己実現」と言うような言葉を サラリーマン時代から何度も聞いたが、これは途轍もなく難しい。45歳以上の方にこれから問われる言葉と思っている。

自らが 大したもんじゃないと気付くとお気楽に生きていける。人間欲をかき過ぎると生きて行くのが難しい。生きているからラッキーだと思い生きて行ければ、変な「承認欲求」などないので、人目を気にせず 自らの道を歩いていける。正直おじさんはこのタイプである。

既に始まっている希望退職 整理解雇など 大リストラの波のなか 45歳以上の方は色々思うことがあると思う。「他者からの承認評価による自己実現」なのか?「自身単独での満足による自己実現」なのか? この辺りを押さえておかないと転進はキツイ。

サラリーマンでそれなりの年齢になり、錯誤しやすいいポジションとなっている。他人事ながら 気に掛かることである。50歳前後 人生の消化試合をするには早すぎる。年齢も行っているので チャレンジする方法を見つけないとズルズル落ちるしかなくなる。

自己実現というものを上手くコントロール出来ない方が、宗教に入って行ったり、鬱になるのを見て来た。この辺りを注意しながら世渡りしないと 偏った考え方になり易い。

上には上がいる

おじさんが 昔から体験的に思っているのは「一度は東京(本社)で仕事しろ!」ということである。東京の魅力は「上には上がいる」と「そう大して変わらない」ことが多いと気付くことが出来ることに尽きると思う。人が多くないと味わえないところである。

完全に実生活と離れた人間と思っていた人が、実際は身近にいる友人 或いは自身と変わらないことなどを知ることである。離れていれば漠然と「空想論」とするしかないが、身近に接していれば 成れない訳ではないと「方法論」に落とし込める。たまには「方法論」に落とし込むなど出来ない化け物もいるが、その「思考パターン」など局所的に分割して参考にすることが出来る。

あるいは自身と同様に子供のこと、親のことで「一筋縄で収まらない」など 人としての悩みなどが共通することがオフレコ会話で見えてくる。

おじさんは所謂「エライ人」に接近することを気にしないタイプである。接していけば「上には上がいる」との考えをコントロール出来るようになるからである。「諦め」から「希望」に変えて行けると思う。難儀で恐い人物なども 間合いを詰めてこそ 見えてくるものがある。

多くの方が「上には上がいる」と避けて 例外扱いする方が多い。これは自身をダメにするのでしてはいけない。多少の無理をしても、間近で観察することである。

ところが適応し過ぎれば 自らの位置取りが判らず「おなまな人物」になるのもいるので注意しないといけない。ここにも「適当が一番」と判らないデリカシーのない輩がいる。人生の難しいところである。

投稿者

おじさん

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