いつも脇を抜けていく畑の一角にシロツメクサの小さな固まりの様に生えている場所がある。このシロツメクサの葉の大きさは通常の4倍はありそうなので、たまに「4つ葉」がないか見ている。これだけ大きければラッキーアイテムとして、霊験あらたかの様な気がしてのことである。
調べると「4つ葉」は小さい頃踏まれるなどの刺激により発生するとのこともあるようで、場所柄そう言こともないので諦めつつ、可能性を求めての一瞥である。
あれこれ
シロツメクサ(白詰草、学名:Trifolium repens)はマメ科シャジクソウ属の多年草。別名、シロクローバー。原産地はヨーロッパ。日本各地に帰化して自生する。人里・田畑から市街地まで幅広い環境に適応している。
葉は長い柄を備え、立ち上がる。その先端に卵形または心臓形の3枚の小葉が付く。小葉の両面に毛はなく、上面には斑紋がある。時に4枚以上の小葉が付くことがある。特に4小葉のものは「四つ葉のクローバー」として珍重される。
聖パトリックが3枚の小葉を「信・望・愛」にたとえ、4枚目の小葉を幸福と説いたと言われている。本種の花言葉は「幸福」であるが、それはこの言い伝えに由来する。