毎日散歩道にしている道路沿いの 築4年ほどになった住宅が売りに出されていた。転勤・ローン返済不調など理由は考えられるが、理由は知らない。基本的に 頭金を多く出来てれば返済に余裕もあるが・・そんなに余裕のある返済計画を多く見聞きしたことがない。逆にステップ償還を考えていたなら・・あと少しで 厳しい返済が始まる。また時代的に固定・変動金利いずれもが 金利が上がってくる前にということもある。
人生予定していた通り 思ったとおりにらないのが常である。そんなことを避けるために 頭金を増やし借入額を減らし、月々の返済を減らしていく。若さに任せて 突き進むのもありとは思うが、そうなれば 運を天に任せているという状態になっていることに、気付いていないといけない。その天に任せる割合をいかに減らすかが常に考えるテーマと おじさんは考えている。設定が元利均等返済ではないケースが多く、今まで払ったのは利息だけというケースを多く見て来た。銀行さんに利息だけ払っていたと言う事である。
人は多くの場合「モノ」を手に入れたいと願う。そしてどうにか手に入れる方法を考え実行しようとする。そこで考え・方法などを 上手く整理・調整出来るかが成否を分けると思っている。考えている方法だけが唯一の方法なのか?他に方法はないのか?楽な方法はないのか?など多岐にわたる考えを求められる。セールストークで動かされるようでは・・道は険しい。
パートナー・親子あるいは他人と協調していけないのか?別の方法はなかったのか?振り返れば色々出て来るだろうが、中断を決意しても 過去は変えられない。この先どうするかの考え方を手に入れることが大事である。出世し給料が増えてローンも楽になると思ったが・・子育てにも金が掛かり過ぎて・・。あるいは給料規定の見直しにより新卒者には良いが、肝心かなめの40歳前後を支点に給料カーブの傾きを新卒者優遇に傾けただけというケースもある。何ごとも自分が中心に動くことは稀であり・・そんなことが自然と割り切る心の強さが必要である。周囲に比べても変わりはない・・どうでも良いことである。
この歳が来ると 順風満帆に仕事をやってると思っていたのが・・突然こけるのを 何度も見たことがある。少しのことで 多くの知人がつまずく姿を見て来た。逆に 先日までおかしく成っていたのが、急に立ち治るなども見て来た。勿論 おかしくなったのが立ち直るのは稀である。
ここまで書いてきたが タダの売り物件という看板を見てのおじさんの勝手気ままな空想・妄想であり、誤解があるかも知れない。しかし 大事なことは 「決断は一瞬 努力は継続する」ことである。そんな基本理解が手に入れば・・無駄ではない。次の糧となる。