ジャガイモにモザイク病はつきものだが、これが問題になるのは植え付けて 50日前後である。この時期に感染すると光合成が低調になり、地中のイモが大きくならないので問題になる。最終の収穫時期 つまり植え付けて100日前後になっても、同じような症状が出て来る。おじさん家(ち)のジャガイモにはそこかしこに斑点・黄変した葉が多く存在しだしている。ウイルスに感染したジャガイモでも 人体に対しての害などがないので、斑点・黄変した葉は採り入れのサインと思っている。ジャガイモが一所懸命に 葉を茂らせ地中のイモに光合成した栄養を送り届けた結果・・言わば老兵士の姿と思っている。慣れないと 管理している際に葉の裏側などにアブラムシもいないのに・・斑点があるとだけ即断して、掘り返して小さなイモを収獲して・・トホホとなる恐れが高い。どうかと思った時 状況分析をキッチリ出来るか否かが仕事人である。

 YouTubeなどを見ていると、遅霜を考えても 早めに植えた地域は収穫期になっているだろうに・・植え付けた時期がバラバラが普通であり、今の時期になれば モザイク病が問題となる地域と問題にならない地域がある。そんな区別を話さないものが多い。ジャガイモを植えたことのないような家庭菜園デビュー者レベルは そんな情報には気を付けないといけない。収穫期まで後20日程なら 騙し騙し感染が広がらないように維持するのがテクニックである。そんなテクニックを手に入れるには、最後まで気長に植物と付き合うことが大事である。

 今年は おじさんの植えたタマネギにも 昨年に続いてベト病が発生したのだが、白いタマネギは 4分の3以上は直径8cm以上の玉が採れた。残る4分の1近くは それ以下の直径5cm程度の大きさが多かった。赤タマネギは晩生なので 多くが現在8cm程度になり 茎が倒れだした。葉を見ればベト病の痕跡はあるが・・何とかダコニール散布1回と罹患したものを早期に抜いて病気が広がらないように管理した結果が見えた。

 騙し騙しながらということはこう言うテクニックである。オールオアナッシングとしないことが 実生活あるいは仕事する際にも、大事なことは当たり前である。何かトラブルがあっても成果を残す・・そんなしぶとさが 人には大事である。

 いぶし銀のような仕事人でありたい

 そのためには ダメになったとそこで止めない。最後まで見てみることが基本である。なお 子育てもこれに通じるとは思っている。

投稿者

おじさん

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