本日は3月3日 桃の節句 ひな祭りである。ネットで上がって来るアルバムでは、休みじゃないので3月2日に お祝いの食事をしたようである。寿司にハマグリのお吸い物など 昔ながらの定番ではなく、唐揚げ・ポテチそしてイチゴ・ケーキが定番のようである。子どもの一人は「この器に盛れば ひな料理」とコメントを付けていた。こんな写真を見ていると・・厳しい時代の中 孫に楽しんで貰おうと 子供も 仕事に料理に頑張ってくれていることが良くわかるが・・「この器・・」はないだろうと思った。
昨日TVのローカルニュースで 雛人形を買わないというか?持っていない家庭の割合についての情報が伝えられていた。 全体の約38.5%の家庭がひな人形を持っていないということであった。 このような背景から、手作りの飾りや保育園で作ったものを飾る家庭も多いようである。おじさんは貧乏だが 無理して孫の喜ぶもの(子供が指定するもの)をと思い 買ってやったことの後悔はない・良かったと思っている。
雛人形所持は 住宅事情とジジババの配慮が大きい事柄である。しかし 孫では「マイ ひな人形」は一生残る思い出となるので・・おじさん自身は 良いことと思っている。経済合理性だけでは 子供は納得しないと思っている。おじさんの姉は雛人形を持っていなかった。家自体も貧しく、おじさんのジジ・ババも昔は 年金もない状況であった。買ってやるにも金もなく、床の間に掛ける掛け軸のような絵にかいたひな人形を毎年飾っていた。姉が結婚して・・復讐?とばかりに2人分と称して・・父にひな人形を買わせていた。その頃はおじさんの父も仕事が順調に回っていたので・・無理して買ってやったようである。姉の申し分・・子供の頃の・・恨みつらみを繰り返していたのを記憶している。「げに 女は難しい」そんなことを知るので・・おじさんは孫に必要と言われれば・・ホイホイであった。
明日にはバタバタと片付け、押し入れに仕舞われるのだろうが・・これも 伝統の形であると思っている。その後は 兜飾りの出番になるのだろうが・・多分4月にならないと出してこないとは 見込んでいる。しかしニュースの中で ひな人形あっても飾らない家もあるとの比率も高かった。実際 おじさんの家もそうであるが・・子供が出た後は・・奥さんも飾る意欲は無くなったらしい。
人は 繰り返すものと了解している
そして 妥協的にもなるようである