体操女子の宮田笙子(順大)が五輪の出場を辞退した問題で、日本協会の水鳥 寿思(ひさし) ・男子強化本部長は21日、選手らに注意喚起を行ったことを明かした。パリ郊外での練習後に報道各社の取材に応じた・・・とあり宮田笙子(順大)はオリンピック参加を自身の考えで辞退した旨で報道されている。19歳での喫煙と飲酒が注意の対象となったようであるが・・・軽微なことでもあり 異論も出易いことと思うが・・おじさん個人としては 軽微と言えどもやってしまったので注意され、辞退判断も仕方ないと思う。基本的に彼女の選手生活には 協会などを通じて国民の税金その他が投入されていることは理解しておかないといけない。
国の強化選手と言うことで これまでに色々特典と資金を与えられ、自ら体操生活に打ち込んでくることが出来た。従って強化選手に選ばれた時点から 自らの管理は国民の負託とまでは言わないが、それなりの責任感を持たなければならない。おじさんなどは しょうもない一般人なので、19歳の時には酒もタバコもやっていたので、彼女にどうこうと言える大人ではない。
国会議員も内閣で大臣となる前に身体検査なる経歴調べがある。くしくも選挙法違反で元オリンピック スピードスケート選手であった堀井学氏が 現在事情聴取などを受けている。葬儀に本人が出席することなく香典などを出せば、選挙違反となるのが現在の規定である。直前まで内閣府副大臣、外務大臣政務官長などを歴任していた。自民党からは脱退しているようだが・・基本的には選挙違反をしているので・・議員辞職も致し方ない。地元秘書などの目配りなども効かなくなったためと思っている。
身体検査は 総理 小泉純一郎氏あたりからの流れである。与野党の勢力が拮抗した時代、人事の刷新は政権浮揚が見込める半面、新たな布陣にスキャンダルが発覚すれば、その効果は帳消しとなる。そのため、入閣候補者らに不祥事がないか調べる「身体検査」が重みを持った。人事が派閥よりも 首相官邸主導で行われるようになり、当時の公安関係者の飯島勲首相秘書官などが身体検査を徹底的に行ったと言われた。
否定
最新のニュースでは 宮田女史本人は常習的なことを否定している・・今さら言っても 大人の世界では後の祭りと言うことである。誰かに嵌められたのかもしれないが、今さら修正・替えることは出来ない。好奇心のまま1回でも行動したことが手玉に取られたのであるから、自身で将来行う対応・人への考えなどを進化発展させるしかない。大人の社会の「えぐさ」も見えたと思う。おまけに補欠が繰り上がらないとのこと なんで?と疑問も生まれた。
話しが少し変わるようであるが、インドネシアの高速鉄道を中国に持って行かれて、残った区間の整備には日本は協力しないと伝えたとされている。台湾高速鉄道のシステムのスタートにあたりヨーロッパ系が既に導入されていたため、安全装置と日本の鉄道システムとの整合性でお披露目前日までいじっていたという。システムの信頼性から言えば中国での高速鉄道は事故が多く、内容も公表されていない。ブラックボックスのようなものに 下手に手出ししても苦労するだけである。そんな台湾での日本の対応・行動を見ていれば・・インドネシアが自己都合が良いように線を結んだように理解も出来るが・・お人よし日本の対応は変わらない。中国は安全装置関係システム(自動列車制御装置ATC)などの情報開示も行っていないので、土台無理な話である。インドネシアのノー天気さに付き合う必要はない。下心を隠した中国を瞬間でも信じた奴が馬鹿であり、信用に値しない。
それにインドネシアと台湾とでは 基本的考え方が異なる。おじさんも台湾については 自然に近い好意を持って見ている。おじさんの婆さんから「ひい爺さんの台湾でのチャレンジと失敗」を膝の上で聞かされているためである。