おじさんが若い頃 フリーターが持てはやされた。
当時はリクルートが伸び TVなどでもアナウンス、自由な生き方と言うことで 多くの若者が向かって行った。
おじさんは給料を考え 当時 生涯賃金が1億円未満と想定し「ダメ」と即切った。
何か音楽・芸能・趣味など おじさんに卓越したものがあれば さらに考えたと思うが、
正直「フリーターで 年取っても飯を食える」と思えなかった。
勝負を賭けるほどの才能も おじさんには無かった。
こうして 世の流れに乗りフリーターになったものの、途中 転身したのが 何人もいる。
だが フリーターから転身独立した同級生の現状を見ると 経済的成功は数人であり、ほとんどは失敗し再就職などした。
僭越かと思うが 現在フリーターあるいは派遣などで生活されている方は 若いうちに資格取得他で経済的余裕を確保されるのが良いと思う。
この分かれ目は30歳前後までに 自分を見つけるチャンスが訪れたか否かよると思う。
何もわからなく ただのバイトとして入っても チャンスを掴む奴は掴む。
医者など特定の学歴と技術を必要なものは 就学歴などが必要だが それ以外は学歴に拠らないことが多い。
それ故 人は35歳位で 自分の行くべき道を見つけられない時は、道を見つけるまで「開拓者」として生きていくか?リセットを考えるほかない。
寿リセット
女性の場合多かったが 男性でも入り婿などで 結婚=「寿リセット」した奴もいた。
これも人生だと思うと同時に 「女性は自由で羨ましい」と思った。
女性に叱られるかもしれないが「逃げ込めるポジッション」があること「簡単にリセット出来る」ことが羨ましかった。
反論もお在りかと思うが、おじさん60有余年生きて来てなんども目撃してる。
それに比べて男はダメですね・・・婿養子にてリセット出来るのはごく少数。
殆んどが引きずって生きている。就職,転職時も同じ状況となる。
仕事を 女性は短期腰掛,男は一生ものと考えるためかと思ったりする。
多分 経済的に生活基盤の確保を男性に求める 旧来の考え方が影響しているかと思います。
これからは「主夫」もありの時代 旧来の考え方は捨てなければいけないと思う。
みんな腰掛型に
主流だったメンバーシップ型雇用からジョブ型雇用へと変化が出て来たので、職業は腰掛型に変わっていくように思う。
そうなると 職能では「職歴」「資格」「才能」そして職位では「マネージメント(管理)(経理)」を問われる。
働くものは 常に勉強を続けることを要求される。常にアイデアを求められる。
また転職時 一定以上の役職で同業界間なら 日本では半年,1年は無職で暮らす覚悟もいる。
なお従来通り メンバーシップ型雇用で行く場合は 現状の延長と見込める。
将来を考えるとステップアップ(成り上り)を目指すものは 腰掛型になると思う。
逆に 考えようによっては「ついつい人に押され昇進してしまった」ような事例が無くなり、失敗を恐れてチャレンジせず「中途半端な経営」が無くなるかもしれない。
会社あるいは社会全体がチャレンジ体質に幾分変わるかと思うが・・・長年の習慣 そう変わるものではない。
またシニアのほとんどは補助補完業務と見込めるため大勢に影響されないと思う。
マネージメント要素さえなければ シニアの仕事は大きく変わらない。
以上のことから 現役には厳しいが シニアには今と大差ない時代になると思っている。