ワケギにネギ坊主が出来た。本来は球根を持ち分球で増えるネギなのであるが、出来て不思議はない。疑問はワケギのネギ坊主に出来た種を蒔いたら発芽してワケギになるのかという好奇心での疑問である。通常が球根の分球による増殖であるので、種を蒔いたら・・成長スピードは九条ネギの種蒔き経験からすれば、遅いのだろうとは想像している。

 ネットで見る限りでは、種まきすれば発芽は確実のようである。ここまで分かればワケギになるまで・・やらなければ・・男がすたる・・ということで、5月中旬に予定していたワケギ球根の収穫と乾かすことは一部に留め、ネギ坊主の発生を待つことにした。またやることが増やしてしまった。

ワケギの坊主

 いくつになったら したいこと・やってみたいことが減るのだろうと考える。ばあ様を見てても 12時15分前にはTVの前に座り、キューピー3分クッキングを見ている。出てきた料理に挑戦するでもなく、ただ見て何か言いたそうにはしている。

この親の子であるので、おじさんも長生きすれば益々やりたいことが増えることは 確実のようである。

九条ネギ

 昨年 九条ネギのネギ坊主から種を取り、今年初めて植えてみたのだが・・成長は早いとは言えない。最初プランターで植えたのだが、蒔いた種はほぼ全て発芽したようで、密植状態となった。高さが7cm程になった頃には根が絡まり合って表土を押し上げるまでになった。葉の色も緑が幾らか薄くなり 枯れてしまうのではないかと思い、部分的に抜いて畑の片隅にパッチ状に4月中旬に植え替えていた。根が込み合っていたので一部は自然になくなったが、残った部分などが大きく成長しだした。

下の雑草は丸バツユクサ 草抜きが大変

 現状 大きいもので20cm超え 直径3mmほどになった。もう少し大きくなり 株状になったものを一本一本分けて植えれば夏過ぎには何とかなりそうである。また 偶然下仁田ネギなどの太ネギの苗がポットに入って売られているものを見た。ほぼこれと同じ大きさで畑に植えていた。苗立てとしては 結果的には問題ない方法に偶然たどり着いた。

 1週間ほど前にプランターに残ったものも すべてをホウレンソウ収穫後の畝を軽く耕して植えた。隣にキュウリを植えているので 幾らかウリハムシ対策となればよいと考え植えた。効果のほどは もちろん期待している。線虫へのマリーゴールドのような キュウリへのコンパニオンプランツとして ネギのお試しである。

九条ネギ 坊主

 九条ネギも太ネギを作る農家では 一度植えたものを一度収穫して乾かして再度植え付ける。ワケギとほぼ同じである。

 今年も いろいろ学びながら試していきたいと考えている。正直 ネタに事欠くことはあまりないようで、3年目を大きく超えたが 楽しむことに夢中である。

ワケギ和え

 ワケギは ねぎとたまねぎの雑種で、ねぎよりも香りが柔らかく、加熱すると甘みが出る。 球根から芽が伸び、枝分かれして生育することから「分け葱(わけぎ)」と名付けられた。香川県では 「わけぎあえ」と言い、子孫繁栄の縁起物として雛祭りの時期に食べられてきました。

 「和え」というのが香川県での言い方ですが、他県では「ぬた」というのに近いと思っています。茹でたワケギを白味噌を使った「酢味噌和え」にしたと ご理解いただければよいと思います。

 なお 4月初めまでの料理であり、今の時期は茹でても堅くワケギ和えにすることはあまりありません。葉はうどんの薬味であるネギの代理が務まりますので・・香川の家庭菜園必修野菜です。

投稿者

おじさん

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