おじさん 昨年で枝豆の植え付けを止めた。さやが付き 実を充実する時期にカメムシにやられてしまうのが原因と分かったからである。最初の年は葉も茂り 教科書通りに作業を進めたが、さやを付けた後がいけない。カメムシがやってきてさやが充実する際に豆が作られる前段階の液を吸い尽くすのである。最初は分からなかったが、ネットでカメムシが原因と分かるが、無農薬ということで駆除と枝豆収穫を諦めた。
2年目は カメムシが来る前に身を充実させるため植え付け時期をずらしたが・・再度カメムシが来て・・結果は前年よりマシであるが 同様にまともな収穫は出来なかった。そこで今年は最初から枝豆は計画する作物から外した。
そんな状況なので一昨日の読売新聞ニュース「カメムシ大量発生、平年の94倍の香川で注意報…暖冬で越冬増か」を読んで・・今年した判断が 良かったと思わずにはいられなかった。
桃や梅などに被害を及ぼす「果樹カメムシ類」が大量発生しているとして、香川県は1日 県内全域に注意報を出した。果樹カメムシ類の注意報は2022年5月以来2年ぶり。発表によると、府中果樹研究所(坂出市)で、害虫をおびき寄せる「予察灯」に集まる数を調査。4月21~25日に主要4種類が計254匹と平年の94倍で、うちツヤアオカメムシは282倍だった。暖冬の影響で越冬したとみられるという。夏にかけてさらに増加が予想されるため、県は早期の防除を呼びかけている。
対応
気象が高温になるとどうしても害虫類が多くなる。先日もウリハムシを見つけたことを書いたが、無農薬で家庭菜園を維持することは難しい時代なのかもしれない。タマネギでの 昨年のトウ立ち多発 今年のベト病発生など高温と多雨によるトラブルは確実に増えている。
最近思うことなのだが いくらエコロジーを唱えてみても 良い結果が出なければ意味がないように思うことがある。基本的に人は自然からの恵みで生きているのであるから、農業で言えば 気象条件が変われば変わった環境で生きていく糧を得る努力が普通と思い出した。作付け作物を変え、常に収穫し続けることが大事だと思い出した。気象が変わるのを待つのではなく、人が変わり状況に合わせることも重要である。
孫の誕生会に出掛けた際に インター近くで太陽光発電のパネルが管理不十分で打ち捨てられているのを見ながらも感じてしまった。最初は良いが続かない。おじさんも平均的に 電気代で太陽光発電などに年間1万円を超える負担をしている。そのお金を受領している太陽光発電設備を設置したものは、良好な維持管理が求められる義務もあると考えている。パネルのつなぎ目から草が伸びて、葛が表面を覆う風景は良いものではない。あのような設備にもお金が流れ、まだ続いていることを思うとやるせない。作っただけでは駄目であり、維持管理することも大事である。
単純というか マスメディアに流されるまま対応を決めるのもダメで、効果を実証しながら進むことが大事と思う。そして違ったところは多少考え方を変えていけばよい。お経というか?お題目のごとき意見を繰り返す変わらない方とのお相手には ソロソロ疲れてきた。
歳で粘りもなくなったのかな?と思い・・反省すべきなのか・・まあ適当に暮らせているのでそれで良いようにも思える。