数日前は「うれしかったこと」を書いたが。今回は少し悲しいことである。

最近体験した少し悲しいことは YouTubeのショート クリック・チャレンジゲームで起きた。大げさな言い様だが・・以前 少し若い女性での明確な見分けがつかなくなったとの旨を書いたことがある。今回はショートシリーズで同じような経験をした。

女性が水着・下着姿などになる 少しエッチなクリック・チャレンジゲームがある。ボール・鳥などを影絵のところにマウスのクリックで止めるゲーム仕立てである。このショートで おじさん気付いてしまった。

反射神経訓練と思いゲームをしたのが始まりである。上手くやっても 喜ぶほどでもない 超過激な姿が浮かび上がる訳ではないが・・キッチリ影に重なっていると思いきや・・画像が変わらない。微妙なズレだろうが、ついついニャロメ!となり繰り返してしまう。

結果はYouTubeの余計なお世話・ご配慮で、よくショート画面にこのゲームが良く表示されるようになった。ところがそのうちにネタが尽きたのか「この熟女が・・」とのタイトルがゲームの最初に浮かぶシリーズが出るようになった。おじさん 登場する女性が熟女とも思えない。若くはないが・・それなりであり・・これで熟女なの?と思った。

しかし 次の瞬間気付いた・・そうか!こんなゲームを作る世代での感性とおじさんの感性がズレて来てるんだ。若い子からしたら熟女なんだ! 瞬間的に悟ってしまい・・おじさん勝手に一人で傷ついてしまった。

ついにおじさんも 昔体験した境地に達したか・・若い頃 残業が多いので 帰宅はほとんど時間外の通用口。ビルのおじいちゃんガードマン(管理会社?)さんと偶然仲良くなり、飲み屋に若い可愛いおねーちゃんがいるし 飯もうまい店あるからと、仕事切り上げ時に誘われ 一度 神田の裏路地の店に付き合った。ところが 出て来た女性が完全守備範囲外とも言えるほど年上で、ガックリしたことがある。しばらくして まあ仕方ないよねと思うレベルのお姉さんが出勤してきて・・管理人さんのお言葉に間違いありませんと無理やり合わせたことがあった。

人は知らぬ間に老いて 変わっている。

年寄りの冷や水

年取ったのを忘れて やってしまった年寄り、ついついやって失敗する年寄りを「年寄りの冷や水」などとからかう。従って おじさんは太鼓台など若い衆がやるべきところには出て行かない。遠慮している。

年寄りは 肉体的強度と反射神経が落ちているので、口は元気でも体は衰えている。ちょっとしたことで 大事(おおごと)になってしまうのが常である。

由来は 江戸から明治になったばかりの頃、北海道で氷を作り汽船などで東京に持ち運ばれた。その影響で東京では冷やした「砂糖水」が売られ、これを「冷や水」と言ったことが始まりと言う説がある。明治の頃の衛生状態と夏での冷水であり、年寄りが若者の真似をして飲めば、お腹をこわしたりすることから言われるようになったようである。

今月最初の連休 伊豆の国市で祭りの山車が転倒。19人の方が死傷とのことで運行にたずさわっていた72歳の方が死亡したとのことである。72歳運行担当と聞けば・・若いの何やってるの?との疑問しか湧いてこない。60歳過ぎたのを引っ張り出し、運行担当など役を与えることは控えた方が良い。しかし日本国中高齢化しているので、何処でもありそうな事と改めて思う。

おじさんも 遥か昔は太鼓台の四角で身を乗り出して掛け声・電線除けなどしていたが・・30歳頃は落ちることなど考えなかった。落ちる前にバランスを取って何かにとり付ける。40歳過ぎからバランス崩して落ちても 大丈夫と言う自信は無くなった。その頃は 上に乗せてもらえなくなり 役員として太鼓台からは幾らか距離をおいて行動することが増えた。

太鼓台の乗ってる場所は 高さが6m程の1階屋根と少しの高さであり、ドジさえしなければ、着地受け身で転がればと思っていたが・・そんな考えも無くなった。50歳の頃 自宅の屋根に上りペンキ塗りをしているときも、屋根のひさしの端にしゃがみ込んでペンキを塗ってもどうにか平気だったが、60歳前に2階のベランダの防水塗料をDIYした時などはドキドキで、慎重に作業した。

若い頃はプラント建設に関わっていたので、高さ8m位のパイプの上を検査しながら平気で歩いてたので慣れもあったと思う。

基本 祭りの喧嘩とケガは持って行きようがないのが常識である。祭りに参加するもしないも 個人の自由意志によるので、主催者側の安全管理に重大な過失でも無い限り、賠償責任は問えません。それでも自治会会員に何らかのケガがあれば治療費などが出せるように、おじさんが役員の頃は保険契約を結んでいた。今も同じ様に無駄と思いながらも掛けていると思う。

最後に 伊豆の国市で祭りの山車が転倒で死傷された方々への、ご冥福あるいは早期の回復を祈念いたします。

投稿者

おじさん

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