アメリカでトイレットペーパーが1ロール400円との記事を見ると、あまりの阿保らしさに呆れる。同様にティッシュも1箱が約400円とのこと、アメリカの消費者物価指数は6月、前の年の同じ月と比べて9.1%の上昇となったようです。

FRBが金利で云々でコントロール出来るようなこといっていますが、それだけじゃないとも思えます。どこかでモノの値段が原価をもとに積み上げ決められたものでもなく、各段階で利益・経費・費用を積み上げただけのように思います。

原油先物価格は下がり、全体的には下がるトレンドです。その中にあっても上がり続ける異常性には疑問がある。アメリカ国内企業が生活用品など基本的生活物の生産から離れたのが原因かもと思い出した。逆に日本では中国などで生活用品・農産物など頼り、国内生産を落とした。その後 農薬物残留あるいはコロナ対応によるマスク不足などいろいろと発生した。その反省として、現状の過度の中国依存を解消しつある。いまだにアメリカは大量の製品を中国などから買って消費している。

他にも アメリカは自国で原油が取れるが、原油価格が下落してもアメリカのガソリン価格が下がらないなど・・自由だが何処か非効率で、我儘である。流通システムが日本などとは大きく違う。

原油価格が下落してもアメリカのガソリン価格が下がらない理由 | Business Insider Japan

だが考えれば金利だけで物価をコントロール出来ると突き進むアメリカ・・そしてそんなアメリカに金を吸い上げられてしまい金融危機を迎える中進国他の世界の構造に気付く。

正直こんなアメリカの行動そして価値観などに、引きづられるのは如何か嫌になる。日本の物価の実勢は3%以下・・こんな時はキッチリ積み上げて価格を決める日本で良かったと思う。さらに考えれば国内生産に伴う中間原料などのストック・バッファを持っていることで、原料価格変動での物価への影響を抑えられたのかもしれない。正直 年金生活者なので上がるのは嫌だが、ゆっくりとした変動であれば良いと思っている。

円ドル相場も昨夜から急速に円高に移動したようである。なにが作用して傾向が変わったのか分からないが・・要因は「思惑」と「金の切れ目」のような気がする。

為替相場

昨日の朝 ニュースを見ていたところ137.10円となっていた。昼には137.88とまた激しく動き出したようである。そして今朝起きてニュースを確認すると136.10と一気の円高になっている。

軽井沢で経済界の大物が集まり「過度の円安は望ましくない」そうなので・・きっと元に帰るのかと思います。おじさんのような庶民は・・解らないままでも何とか生きていけます。

話は変わりますが、少し面白い為替によるいたずらのお話です。

ソニー子会社の不正送金仮想通貨購入事件「170億円が223億円となり返金される」と言う落とし噺です。

ソニー生命の海外子会社の口座から170億円を詐取し、それを暗号資産に変えていたという不正送金事件を巡り、その返還額が被害金額を大きく上回る約222億円となることが分かったと報じられている。同社のリリースによると、アメリカにおいて正当な権利者に返還するための司法手続が進められていたが、今月12日にカリフォルニア州南部連邦地方裁判所より、同社海外子会社への返還を認める旨の判決があったとのこと。

不正送金された資金が暗号資産に変えられた後に、それが値上がりしたうえに、さらに昨今の円安も大きく影響したようで、返還される金額は不正送金された時点から実に50億円以上も増えたという。

解雇した社員に 退職金を支払ってやりたくなるようなことになったようです。こんな落ちなら何度も味わいたい。でもこんな為替相場のいたずらが、各所で発生しているようにも思います。

昔あった伝説の日銀の為替介入を思い出します。仕掛けたトレーダー側の金が尽きて潰れたという話です。今回も日本の海外債権により、介入同然のことが自然に引き起こされているように思います。

一休さんと同じ・・・しんえもんさん・・・

あわてない!あわてない!

投稿者

おじさん

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