三日ほど前にサトイモの上に藁(わら)を載せ、さらに上からプチプチでカバーした。今朝プチプチの内側に水滴がついていたので、保温し過ぎ・・下手に40℃以上となれば 早期発芽など障害になると判断して納屋に在った古い寒冷紗をプチプチに変えて流用することにした。
藁が飛ばなければ良い位に押さえれば良いと判断しているので、いい加減でいいと判断している。その為もう一畝はプラスチック板に石を載せて押さえている。いずれ雨が降り藁が朽ちて来るので 段々高さが減っていく。たまにマシ藁もするが、地中のサトイモが凍らなければ良いだけである。おじさんの住んでいる地区は温暖地とされるので、この程度で寒冷を乗り切れる。
イモ類を凍らせてしまうと・・後は腐りだす。サツマイモ・サトイモ然りである。従って霜柱が立つような地域では土の中に埋めて地温の影響がないように努める。逆に使うために掘り出したサトイモは 洗った後乾かして 段ボール・発泡スチロール製リンゴ箱に入れて温度低下を防げぐようにすれば良い。
今年は夏が酷暑過ぎて オマケに秋が超短い。秋と思えたのは11月後半だけで12月に一気に冬になった。その為 例年は害虫類が卵あるいは地中に逃げて年越しをするので、被害が無いというのが普通であるが・・今年はそうではないらしい。未だに 大根・ホウレンソウの葉などに穴が明く。もう少し寒さが厳しく成れば状況も変わるかも知れないが、今は様子を見るしかない。なお 老眼のため虫探しの気力はない。
5日程前に植えたホウレンソウなどが寒さのため発芽しない。おまけに畝の肩に猫の足跡があり、野良猫も食糧難で鶏糞の匂いにつられて来るのか?と驚く。スナップエンドウも古いタネが2鉢しか発芽せず、残りは発芽不良のため 新しいタネを買ってきて植えたが・・発芽しない。ポット育苗の場所を移動しないといけないのかも知れない。
話しが逸れそうになったので、イモ話に戻して・・・最近の焼き芋ブームに合わせ サツマイモは恒温倉庫で熟成させるようになった。逆に言えば 収獲で掘り残して・・耕している際出て来て今さらと思うことが良くあるが、枯らすと決めたら畑の一角に放置しておけば良い。
奥さんの口癖は イモは使わないと腐るが最近の言い方である。そういう訳で掘り取るのも少しずつである。納屋を覗くと最低限のサツマイモ・サトイモしか残っていない。それに今年は秋ジャガを植えていないので、ジャガイモもない。作物を多く作来れば、奥さんから文句が出たりするので、適当にと考えていた。しかしながらの近日の野菜の価格高騰に いささか奥さんの文句が減って来た。スーパーに行けば 手間のかからないのが置いてあるとまでは・・言わなくなってきた。
お百姓仕事 頑張らねば