年金をいただきながらバイトしているので、何とか普通に暮らしている。それに欲もない性格なので・・欲しいものも多くない。性格的に おじさんは年金生活に比較的向いていると思っている。

1月初めから新NISA制度が始まったばかりであるが、おじさんは数年前から自身の葬式代にでもなれば良いかと、数千円を積立NISAで積み立てている。新NISAに移行しているとは思うが、従来のままで継続出来るので放置状態である。長生き出来 高額になれば・・切り替えたいが・・少額過ぎて 先は長い。

また 毎月の小遣いの残ったものをペイペイとペイペイ証券で運用と株式投資などをしている。

近日買った米国株は処分予定だったのだが、株価が上がらなかったのが原因で・・売っていなかった。それ故 近日の円相場の変動で米国株が実質アップとダウンを繰り返した状態になった。現在は再度の円安で小康を保っている。金額が金額と言うのか、小遣いの残りなので心は平静そのものである。これが大金なら話は変わると思っている。また年寄りなので 長期保有も考えていない。

今回の円相場の変動 米国株でNISAなどを 近日始めたばかりの方々は、ほとんどが損をしていると思っている。世の中は広いので、逆張りしてウハウハもいるかもしれない。

投資はある程度のスパンで結果が平準化して、安定した利益を生む。これが頭でわかっていても心が揺さぶられる。そんな訳で 多くの人で投資に向く人間と向かない人間がいると思う。金額が大きく左右することは おじさん自身が小心者なので要素としては大きいと思う・・先に書いた通りです。

何かで書いたと思うが、千尋の谷を結ぶ一本の丸太橋・地上に置かれた一本の丸太があり、端から端まで歩く難度は・・・一緒ではない。理屈では歩く幅は同じだが、墜ちる恐怖心が違い難度は一気に上がる。これと同じである。NISAを始めても結果が出るのは 約十年後であるから 現在の事態では初めて間もないからと居直るかどうか?であり、居直れないようであれば休止して再チャレンジのチャンスを待てば良い。

小心なおじさんは こんな時にも円相場などの条件を待たず、意地と度胸で取り敢えずやってやせ我慢してしまう。まだまだ瀬戸際・引き際の判断でバカやってしまうことが多く、修行が足りません。

徳川家康

豊臣秀吉の小田原攻めの行軍をしていたとき、谷川に架かる馬一頭がやっと通れるほどの細い橋を前にした家康。「海道一の馬乗り」の異名をとる家康の行動を秀吉方の武将が注目した。

すると家康は、馬をおりて雑兵に渡し、従者に背負われながら橋を渡った。その意外な姿に秀吉方の兵たちが大爆笑する一方で、丹羽長重・長谷川秀一・堀秀政の三将は「さすが」と唸りました。

三将は「真の達人はどのような状況でも慢心せず、危険を冒さないもの」という本質を理解していて、見栄のために冒す必要のない危険を避けた家康の流儀に感心したのです。行軍のあとに待っている本当の戦いを視野に入れ、慎重に行動することを決断した。

中途半端な決断などせず、次に何があるか?目的は?と 見栄など張らずに決断することが大事であるとこの話で教えられた。

余談になるが 普段の行動を見せていたため、後年の関ヶ原で西軍の囲むような中に本陣を置いて戦いを始めても・・徳川家康が何の方策もなく出てきたと思われず、自然に西軍武将の動きを封じたと おじさんは思っている。サラリーマンでも同じである。対人関係などでも 普段の細かいところが生きて来ることが多い。

更に余談であるが おじさん自身がバランスを崩した時に、足の踏ん張りが最近効かなくなってきた。それ故 「従者に背負われながら橋を渡った」の意味が、以前判らなかったが 理解できるようになった。人間 単純鵜呑みに理解してはいけない。分からぬことへの疑問は必ず頭の片隅に記憶して置くのが良い。いつの間にか思い至る機会が来るようになる。

それにしても徳川家康は しぶとく・食えない性格である。

投稿者

おじさん

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