おじさんに来年 さらなる孫が生まれるとの話を聞いて・・うれしいどころのレベルではなく、大変うれしいことになった。勿論 色々なことなどを見て来たので、順調に!慎重に!と思わずにはいられない。何事も訪れる瞬間まで待つことが大事であり、おじさんが祈っているのは安産・母子とも無事だけである。

人間欲なもので、「這えば立て 立てば歩めの親心」と言うように考え出すものである。今から言っているようでは・・先が思いやられる・・孫なんだから 抑えて・抑えてと考えている。それに男なので・・しゃしゃり出るのは無理な事です。

人それぞれと思うが 子供が生まれることにドラマがあることは避けたい。大過なくというか・・人の生死が関わることが底流に流れるので、何事もないことが望ましい。従って万難を排すると言う意味から、特別なこと・無理が見込めるものは後回しにしてよいと考えている。

人により妊娠中もこれといったこともなかったと言う方も多いが、トラブルだらけと言う方も多い。結果論だけで済まないことが多いと思うので、万障繰り合わせ 万難を排するべきと思っている。

おじさんの奥さんは子供が生まれる度にと言っていいほど、トラブルがあり長期入院などした。今回は調子が良いと油断してトラブったこともある。これといったこともなく誕生したのは一番下の子供だけである。従って 無事に何事もなく生まれることが一番であると思っている。

同級生で二人の時間を持ちたいと言いながら、大学を卒業して就職1年目で結婚をしながら・・いざ頃合いと考えたが・・結局子供を持てなかった同級生がいる。不妊治療に努力したが・・ダメだった。そんなことも見聞してきたので、ごく自然に子供に子供が出来たことは 両手を上げたくなるほどである。

また奥さんも非常に喜んでいるが、もしものことがないようにと 気配りしている。その為 この連休に帰ってくるとのことも反対し、移動中何かがあってはと・・こちらが出かけることにした。心配するのも分かるので・・おじさんはハイハイとしか言えない。

奥さんが変に思われないかと心配していたが・・おじさん達は子供の一人が早産で生まれ 先に逝ったので、こんな経験・思いは子供にして欲しくないが先に立つ。

おじさん自身 未熟児であった子供について奥さんは話してないことも多い。我が子の行きつく先の厳しさ・結果は良くないと分かりながら、保育器の中でチューブに繋がれ、懸命に生き続ける子供を見る経験は、自身の子供にはさせたくないことである。なお 現在では医療が進み 助かるレベルと思うが・・充分お腹の中で育った方が安全・確実である。

ありがたいことに 病院の医師の一人が 学生時代一緒に遊んでいた先輩であり、担当医も後輩であったので、現在・将来・懸念していることなど隠すことなく話してくれた。おじさんも遠慮なく相談し聞いた。

人の生死は天命を待つのみ 何も出来ない。待つ身の悲しさを感じたことなど多く、奥さんにどう話すべきか?人の生死は重い。病院帰り 路肩に車を止め、中で考えこんだこともあった。昔の日々のことである。なお 医師から聞いたことそして自身が考えたこと・・奥さんに話さず、多くのことは全て心にしまったままにしている。

適当に生きていると公言するおじさんですが、最後に大事な事は伝えておきます。それは 自分が不幸な目に会っても、最も不幸と思わぬことです。不幸である方は自分の知らないところにも たくさんおられ、同じ境遇の方はいると思う事です。誰もが苦しんだ経験の一や二はあると思って暮らした方が良い。

しかしこの体験がその後 「無事是名馬(ぶじこれめいば)」、「適当が一番」とおじさん考えるようになり、結果 適当に生きて「ダメおやじ」してるのかもしれません。