こういう言い方は少しずるいかもしれないが、昔は許されてきたあるいは犯罪に該当しないなど、結構そんなことは多い。つまり 体を使ったコミニケーション・ギャグと取って頂けた行動あるいは言葉遣いを、今使えばセクハラ・パワハラに当たると言うことが多い。

従って おじさん達は素直に感想を言うことなども、しばしば途中で止まってしまうことも多い。酒の席でしか羽目を外せない。それでもメンバー・ケースによっては咎められる。まあ基準が変わったのである。謝るにしても「御免して」と言うだけで済む環境は少ない。半ば世知辛い世の中になってしまったと思う。

現在 AIIBの会合が中国で開かれているけれど、現時点で判断しても失敗である。

中国のAIIBについて10年前に麻生財相は「サラ金」と一刀両断にした。おなじ時期 おじさんもそりゃそうだと納得していた。マスコミは「バスに乗り遅れるな」とまくし立てていたのがいまだに記憶に残る。

考えてみると実態は借りた金を貸す行為である。日本アメリカは過去の蓄積で潤沢な国内自己資本を持っていたので、アジア開発銀行などを立ち上げ 自由主義陣営の勢力拡張を主目的に始めた。金利はそれまでの蓄積があったので、低金利で運営できた。だが基本として国民の財産を守ることもあるので審査はいささか厳格であった。

AIIBの構造はサラ金に似ている。サラ金はヤクザな方たちが 金主(きんしゅ・かねぬし)から金を借りて普通の金融機関から融資を受けられない方に貸し付ける。その為 法外な金利で貸し付け利益を得る。サラ金は脅しで客を精神的に追い込んで管理するが、AIIBは更に経済そして政治的に相手を縛り付けるので悪質さに大差はない。なお中国の金主は世界中の投資家である。

現在 中国がイケイケの時は金が集まったが・・旬を過ぎれば・・閑古鳥状態となった。貸す金も 中国は不動産に突っ込みすぎて 困ったことに無くなった。

どんな事業も 一定以上の金利の融資では行き詰まる。如何に低い金利で運転資金を手配できるかが事業の成否を分ける。国家も同じであるが、どうしても国民にカッコいいところを見せたい後進国首脳は無理をする。どっちにしろ自分が引退した後の支払いがメインであり、時間の利益のようなものがある。また噂によれば 契約成立時は内緒の利益つまり「袖の下」も得られるようである。

こんな全体構造を考えないで・・良くも「バスに乗り遅れる」とほざいたマスコミがいかに低質・見る目がないことがわかる。

麻生様 あなたのご判断そして断言は的確でした。

総会

習近平の肝いりで始めたAIIB 中国は絶対失敗と言えない。今回はプーチンが出席しているが・・各国首脳が写真撮影を嫌がるとの報道に・・みんな中国に支払いを待ってもらいたい国々もどう行動すべきか大変だろうと思う。

スリランカは中国抜きで精算方法を模索したようだし・・これから貸した本人(中国)に金がない現実に直面する。

これからも楽しく中国をウオッチ出来ることを楽しませていただきます。韓流ドラマ同然に不幸がこれでもかこれでもかと繰り返すような時間が過ぎていくと想像している。

最後で書いていいかと迷ったが、韓流ドラマ あの「これでもか・これでもか」が女性の心を掴むのか・・?また疑問がおじさんの中に芽生えてしまった。本旨といささか外れたが・・御免!

投稿者

おじさん

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