マスプロダクションにおける労働形態の単純化を推し進め過ぎたため、労働に熟練が必要なくなり低賃金化を招いた。従って 労働者が付加価値を創造していくには、対人能力・考察力・技術力など 単純化された仕事を超える質の労働が求められる。
そこにAIなんぞが入ってくるので判断が紛らわしくなる。デスクワーク仕事は次第に少なくなるが、こと現場での作業は変わらない。知人の電気屋が「AIは電線引っ張ってくれない」との言葉を聞き心強く思った。
最近の求人を見ていると「資格者募集」が溢れている。第3者に経験があるので資格者同等と言っても免許の前には・・敵いません。転職する際 経験年数を前の勤務会社に請求するのも心が引けます。
若い方に資格者が少ない様で・・若い時代は転職・独立などを考えて、昼間の疲れに 風呂上りのビールと行かないで、資格試験テキストを広げる時代と思います。おじさんは資格を多く持っていますが、自宅では子供もいるので・・勉強時間はほとんど出張の電車・飛行機などの拘束時間を利用していました。
現在 アルバイトしているのも石油プラントで働いている際 取得した甲種危険物の免許があるので適当に応募出来ました。フルタイムで働くことも出来たようですが、ばあ様の見守りもあるため、週2日間の短時間アルバイトです。もう少し実入りがあればと思いながら バイトしています。
免許は第3者に対する能力の証明書になります。おじさんは 「取って捨てるは いと易い」が口癖の婆さんでに育てられた。従って 勉強も然りとばかり 何でも身体に覚え込ませていればいつでも使えます。何処に行くときも体に入っていますので、持ち運ぶ鞄もいりません。それが勉強と資格を持つメリットと思います。
転職もありありの時代 やることは手直に資格チャレンジです。
残業
先日から残業時間制限が運送業・建設業に及ぼす2024年問題が色々指摘されています。基本的には2019年からの働き方改革の影響です。当時 残業上限規制の法制化以前に、36協定の上限時間規制を大臣告知による上限として行政指導していた時代から、建設業・運送業は上限時間の適用除外業種としていました。今回5年間の猶予期間が過ぎ 長時間労働や休日をとりにくい状態が恒常化している建設業・運送業界において適用されることになったからです。
おじさんもサラリーマンしてた頃 残業なしで暮らすのは 難しいと思ったが・・当時はバブルの残光がまだあったのでやり過ごせました。最も残業手当込みで稼いだのは係長時代でした。
課長というか管理職になると途端に残業手当が付かなくなる。管理職手当・職能などで5万円ほどついてきた記憶があるけれど・・係長の時に比べて手取り額は激減した。
今だから白状するが・・・ 接待交際費を10万円までは認められていいたので・・おじさん個人はどうこうはなかった。接待交際費が超過すればそれなりの稟議を上げれば認められた。バブル時代を引き摺っていたので・・小遣いの必要な同僚・部下との懇親会レベルでも大丈夫であった。上司として なけなしの小遣いを出さないといけない今の時代は、無理!可哀想と思ってしまう。
現在 取り敢えず残業は無くなる方向です。その流れに乗らないと・・どうなんだろう?やっぱり生活が厳しくなるのは仕方ないようです。でもダブルワークが認められている時代ですから、生き方・考え方で変わると思っています。また若い世代は酒を飲むことも少なくなったようで・・少し生活感覚が違うと思っています。
ケセラセラ なるようになります!