福島で処理水の放流が始まり、落ち着いてきたためか?福島第一原発2号機で配管の洗浄作業が始まるとローカル放送局の福テレで放送されたようである。他の報道機関では取り上げられていないようで・・廃炉作業準備がさらに一歩進むということである。

処理水の放流から1週間 タンクも空き余剰水用スペース確保 そして排水に問題となるようなこともないのだろうと想定できる。

処理水処理の現場を写したものから、バッチ作業で処理水の薄める作業をし、確認しながら行われているようである。連続プロセスではないので、誤ってタンク内保管の高濃度のトリチウム水が管理されることなく流れ出るのを 防止しているようである。

設備のフローチャートなどを見ていないので確証はないが、映像と経験から想像している。取材・報道陣が素人すぎて・・設備における取材すべき項目・内容が分からないのも仕方ない・・と諦めている。

タンクに余裕が出来れば次に進める。東電もしっかり問題解決に前進していると思うが・・あまりにも進捗が遅く、牛歩としか思えない。また報道機関もこの種の後日談が打てないようでは・・対中国に目線が行き過ぎた報道を問題と思う。

配管洗浄

福島第一原発では2024年度に事故の後で初めてとなる原子炉圧力容器の調査が2号機で計画されている。この調査は、格納容器の外側から圧力容器につながる配管にファイバースコープを入れて内部を撮影するもので、事前に配管を洗浄して放射線量を下げる必要がある。
東京電力は、30日朝、放射線量の測定と配管内のガスのサンプルを採取して一連の作業を始めた。洗浄作業は安全を確保するために配管内の圧力や放射性物質の濃度などを監視しながら行われ、10月頃までに終了する計画である。

ほんの些細なニュースであるが、既にタンク内処理水を約2500トン流したと考えられるので、順次次の工程に進むことが出来たと思っている。放流したのは タンク2本分弱と言ったところであろうか?放流前から分かっていたことであるが、周辺海域のサンプリングでもトリチウム検出下限界以下となっている。初回は17日間で7800トンの予定である。その後は、今年度の計画では約3万トンを4回に分けて放流する予定である。原発構内には 総量約134万トン タンク約1000基とまだまだ多いし、同時並行して地下水流入で増える。実際に本年度減るのはたかが知れているが、余裕を持った体制確立の一歩と思っている。

投稿者

おじさん

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