中国で補助金が出なくなり 中国系のEVの先行きが不透明になる中、フォードなど既存の自動車メーカーはHVなどに舵を切りだした。EUでも再度2035年の全車EVも見直しの話が出て来た。

そんなEVへの逆風が吹きだした時期に、テスラは早速自動運転についてのアップついて発表して来た。先月 中国・上海で開催された人工知能(AI)関連会議にビデオ電話で出席し、テスラが「人間の監視を必要としない完全な自動運転を実現する日は非常に近い」とし、「今年」実現するとの見通しを示唆した。

自動運転ソフトなどが出来たと言って、実際に普段普通に使えるかと言うのが問題となる。フィールドつまり道路上にあるのは車だけではない。歩行者・自転車・バイクそして道路上の障害物・落とし物など、運転に関わるものは多い。それらとの衝突などを起こさないのが基本である。現在でも歩道と車道のように 道路を区分して使用するなどが出来れば良いが、それらが交差する点では整理・判断が難しい。それ故 大きなブレークスルーなことがなければ難しいと思っている。

従っておじさんはおじさんが死ぬ頃にやっと完全自動運転が出てくると見込んでいる。それまでは 高速道路のような車両のみの通行との制限が設けられている道路に限られると思っている。

おじさんは自動運転への発言は イーロンマスクの株価対策が念頭にあると考えている。先般からのテスラの航続距離疑惑と言うか?元々出ない数字を表示するあるいは航続距離について、クレームを付けて来た顧客へのキャンセル手法など、対応については顧客を馬鹿にしたような事柄も伝えられている。

まあ イーロンマスク 質の良い人間ではないことは確からしい。先日からの処理水放出についての中国世界同様「恥を恥とも思わない」「人の迷惑顧みず・・」とする人間が多く生きている世界の中での生き方と思う。

逆に言えば 日本では基本的に「人に迷惑を掛けない」と教えるので、世界で頭角を現すのは難しい。子供に迷惑を掛けないと教えるだけでは足りない!そんなことを教えることも重要かと思っている。

米運輸省

ニュースがあったので・・・米電気自動車(EV)メーカー、テスラの自動運転支援システム「オートパイロット」について、米運輸当局は監視の目を強めている。運転手がハンドルから手を離すことがさらに容易になったかどうかついて同社に回答を求めた。こう言う辺りは、適正な競争をさせようとするアメリカ政府の良心を感じる。

米運輸省道路交通安全局(NHTSA)はウェブサイトに29日掲載した書簡で、「オートパイロットを利用するドライバーが、可能な際にはハンドル操作を促されずに長時間にわたって運転できる設定が導入された」ことを認識していると指摘した。

7月26日付のこの書簡でNHTSAはテスラに対し、警戒を怠らず車両の完全制御再開に備えるドライバーの姿勢がこの機能を通じて損われかねないことへの対応について8月25日までの回答を求めていた。NHTSAは29日掲載した2つ目の文書で、期限内にテスラから極秘扱いの回答が提出されたが・・公表されていない。

なお テスラの株価は同日に7.7%高と、終値として3月以来の大幅上昇となった。やっぱりイーロンマスクはしぶとい男であり、踊る方も多い。

現在日本でヨーロッパメーカーのEV車のTVCMをよく見る。まあ何とか捌(さば)こうとの意図が見えて面白い。中国にはEVの墓場があると言うが、まだ再生・資源回収などについて不明なことが多く、現時点で無理やりと言うのも 不都合である。

まあ 最新技術は ぼちぼちがよろし!

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おじさん

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