アメリカが榴弾砲から発射できるクラスター榴弾をウクライナに供与することが決まった。アメリカの人権NPO団体から反対のコメントが出ているらしいが、ウクライナ国内でロシアが大量使用していた際には批判コメントも出さず・・何の輩(やから)としか思えない。非人道であると断じるなら、ロシアが大量使用していた最中にもコメントを出すべきであった。

ご都合主義と言われても恥を覚えない人間であろうと思う。おじさん 筋の通らない奴は評価に値しないと思っている。この世の中 言える相手・ところにだけ大声を出して喧伝する奴が増えたように思う。

福島の処理水放流についても同様である。農薬などの環境ホルモンに類する環境汚染物質の如く生物体内で蓄積・濃縮して害を及ぼすことは想像出来ない。トリチュウム以外の放射性物質であっても、一定期間で体外に排出される。農薬などの環境汚染物質とは一線を画する。

大声を上げる前に・・自分で確認することが求められる時代であるとの認識が無ければ・・魯迅の小説に出て来る「亜Q」同然であることに気付け!と思う。

クラスター爆弾で不発の小型爆弾が残れば、戦後も長く残り子供たちに被害を及ぼす恐れがある。しかし考えればそれらの被害を受けるのはウクライナの人々であり、地雷を陣地前面に多数埋められ、陣地に立て籠り攻撃してくるロシア軍を撃退する方法は・・と考え選択するのはウクライナである。

他国ウクライナに侵入して。クラスター爆弾を都市に蒔いて民間人を攻撃してきたロシアが何を言うかとおじさんは思っている。「目には目を 歯には歯を」としか思っていない。ウクライナが望むなら、アメリカが支給することでよい。

ハルキュウのロシア製クラスター爆弾 子爆弾のホルダーまで回収されてます

人の迷惑

ロシアのクラスター爆弾の不発率は40%と言われる。そんな兵器を平気で使うのは不発弾であっても、自らに被害が帰って来にくいと理解しているからと思う。同様に 地雷を大量に設置しても、勝つても負けても戦後片付けるのはウクライナ人であると理解しているからである。正に ロシアの「人の迷惑顧みず」といったところである。

アメリカのクラスター爆弾の不発率は3%までと言われる。今回供給する榴弾砲発射タイプでは1%以下と言われる。正直 通常砲弾の不発弾の確率とあまり変わらない。おまけに榴弾砲で撃てる射程内で、使用範囲を戦闘エリアにコントロールし易い。また陣地前面に地雷があれば、子爆弾の爆発で対人地雷等が誘爆してくれる副次的効果も期待できる。

クラスター榴弾で陣地を制圧して、地雷処理車両を前面に侵攻すれば ウクライナ軍の人的被害を低減できる。素直に言えば ウクライナ軍としては使い勝手が良い兵器である。

おじさんはウクライナが望んでいる限り、アメリカが支給することに反対する理由はないと思う。

投稿者

おじさん

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