ロシアにしろ中国にしろ けん制の仕方が荒っぽい。南シナ海上空での米軍哨戒機に対する対応でもそれが見られる。同一高度で直前を横切る。下手すればジェット後流に相手機体を入れる。運が悪ければ 横切られた機体のエンジンは高温の酸素濃度が低い空気を取り入れることになる。エンジンストールまで至るまでは確率的に少ないが、エンジン出力低下・空気の乱れによる機体振動・挙動悪化などは十分考えられ、横切られた機体の操縦者は対応を迫られる。普通に考えれば、相手を危険に追い込む行動であり・・良いことではない。

普通は 無線で警告の上 側前方でフレアーを出す程度まで位で 相手を危険に巻き込む恐れがあるところまで行くべきではない。

ロシアは高度が低く燃料に余裕があれば、無人機パスの際 ジェット燃料を一部放出するなど更に質の悪いことまでする。どんな育ちをした兵士であろうかと思ってしまう。

場合により 国の威信を掛け 死を賭して戦う軍人であるからこそ、普段のフェアな生き方・行動が問題となる。

台湾海峡

米軍は、台湾海峡で中国軍の艦艇が「危険な方法」で米駆逐艦に約140メートルまで接近したと明らかにした。米インド太平洋軍の声明によると、米国とカナダの海軍が3日、台湾海峡で共同訓練を実施した際、中国の艦艇が米ミサイル駆逐艦チャンフーンの前方を横切り、チャンフーンは衝突を避けるため減速を強いられた。

毎度のことながら声明は勝手に出して・・中国軍は米国とカナダの台湾海峡通過を受け、両国が意図的にリスクを高めていると非難した。領海外海域で・・?国際海峡である津軽海峡で妨害されたりされたか?台湾は現況独立国家であり、海峡の中央は領海外だぞ!

勝手に台湾は自国と言うのは、歴史的に難がある。ロシアとウクライナの関係と同様である。帝国主義時代でもあるまいに・・中国・ロシアこそ帝国主義的である。

中国は明の時代から倭寇の発生・襲来を恐れ、「海禁」を国是としてきた歴史がある。本国以外の南沙・台湾などが領土と言うのも・・歴史を知っていれば「はてな」が付くことである。それでも「いけしゃしゃ」が中国である。

測量船

南西諸島の近海への中国公船の侵入は毎度のことであったが、最近は屋久島沖で領海侵入繰り返す中国測量艦が増えたようである。

沖縄県・尖閣諸島周辺では、中国海警局所属の公船が領海侵入を繰り返している。

普通日本でボートなどに乗っている方ならご存じかと思うが、日本では近海を含んで海図として売られていて 誰もが入手できる。普通に海上を航海するなどは問題ない。調査するのは極々局所的特性を知りたいということである。海では「根」「反流」などと呼ばれるが、こんなに相手国の懐を探るようなことは、潜水艦などの深い海を意識した船の為である。海流・水深での温度差など潜水艦を運用するためにやっているとしか思えない。

昔 後白河法王を捉えようとした平清盛を息子重盛が諌めにきた時、清盛が鎧の上から法衣を纏ってごまかそうとしたというエピソードと似通った状況である。源平盛衰記に書かれた話であるが・・この他に「君に忠、親に孝」などのことも多い。(これは蛇足)

正直言って中国は品が無さ過ぎのジャイアンみたいなものである。おじさんは 日本政府・マスコミが事を荒立てることが、平和のために必要なことと思います。

通常でも一般船舶の先に付けた「水深を計る機器(ログ)」で継続的に水中の海底状況は把握できる。極端な話 中国のような強権国家では民間会社を手先にも使うことも可能であるのでどうとでもなる。

誰が考えてもそれ以上に 細かい収集したデータで海図をつくり、潜水艦の太平洋への航行ルートを開拓しようとしているとしか思えない。台湾有事となった場合、昔の旧日本海軍が考えた潜水艦を太平洋に展開し、東側から接近する米艦艇をけん制する構想と似た考えであろう。

現在大河ドラマで武田信玄が登場していたが・・戦かう前に相手の手の内を知らなければ戦えないとしていたのと同じである。日本の主権が及ぶ領海は沿岸約22キロ内、接続水域は領海の外側約22キロ内を指す。国連海洋法条約は、軍艦であっても敵対的行動を取らなければ「無害通航」として他国の領海を航行することを認めているが、測量活動は「無害通航」とみなされない。他国潜水艦では浮上して航行しなければ無害通航ではない。

難儀な隣国と言うほかない!

投稿者

おじさん

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