18歳で老後準備? お昼のニュースを見てたところ、地元高校生に対する金融教育したとの放送を見た。そこで高校生の一人が老後に備えて資産の運用をするとのコメントがあり・・おませも過ぎると思い 笑ってしまった。

成人年齢の見直しで 彼らにクレジットカードを初めとしてお金の管理を教えないといけないとなったのであろうが・・引っ掛かって詐欺にあうなど問題になることは教えないといけないが・・早々お金を貯めて老後に備えるまでは疑問が残る。

今しばらくは キリギリスさんに暮らせばよいと思う。人間 経験する順番などが大事で有ると思う。経験すべき時に経験しておかなければ、後日無理が生じる。おじさんの同級生で子供からうつされた「おたふくかぜ」に罹り、結果高熱で生死を左右する事態となったものもいる。時期を失すると えらい目にあってしまう。

下世話だが女性に関しての経験なども同じ様なものと思っている。おねーちゃんに騙され、バカやった経験もだいじなことである。若ければ「若気の至り」「間違い」で許されることも多い。

広い世界はいろいろなことがあり、いろいろな方が住んでいることを味わうことが、大事である。若い頃から縮んだ状態では・・・面白くもない人生が待っている。

老後に備える

老後に備える理想は50歳からと思う。人生が終わるのが100年時代となった現在の人生大まかな分割を考える。4分割して考えている。若い頃と異なるのは労働などは65歳までで、命も70歳後半で終わりと思っていたくらいである。

 0歳 から 25歳:被扶養、成長期  25年

25歳 から 75歳:労働、体験、扶養、積立期(老後・子供) 50年

75歳 から100歳:年金、精算、取崩期  25年

大体こんな感じで・・おじさんは予定して来たが・・。大きく予定と異なり 子供3人共に大学に進学し、修士が2名 博士が1名で終えた。普通の場合よりも多く教育費に負担することになった。半ば 一人位は大学に行かないだろうと思っていたのが外れた。

仕事もあと10年程はと思っていたが・・【SDGs】持続可能な社会になることと中韓の無茶な受注そしてコロナが、厳しい仕事環境を作ってしまい、おじさんは予定より早期リタイアした。おかげで予定していた老後資金計画は絵にかいた餅となった。

従って 教育資金に多くを費やし 老後についての貯金はあまりないが、アルバイトでもしながらボチボチ生きていくことにした。それでも何とか毎日暮らしていけているので・・良しとしている。

何歳が来ても 上を見ればキリがない。下を見ても同じである。予定は外れ、予定したようには生きられない。だが 人生を楽しまないで生きるのは、それ以上にツラすぎる。

老後に備えるよりも、この世に生まれた以上 楽しみを知らずして良いのか?と先の若者に思う。人生で出会うべき大海を知らずしては、何事も失敗と思える。

「快楽」とかいて 仏教用語では「けらく」、一般用語は「かいらく」である。一般的に快楽とは「心地よく楽しいこと。官能的な欲望の満足によって生じる快い感情」となる。仏教的には「煩悩から解放されて得られる安楽。浄土の安楽」となる。・・・と言うことは「けらく」に至るには「かいらく」を知らなければならないし、煩悩という「かいらく」の化け物を知り 押さえつけないといけない。

おじさんは若いうちは人生を楽しめばよいし、子供を育てることになれば子供というか人を育てる喜びを味わえばいいと・・自然に生きることが良い。人それぞれ大まかなスケジュールの中で役割を果たせば良いと思う。自分を後回しに考えて生きてれば、それなりの楽しみ喜びはある。老後も然りと思っている。

基本的に おじさんは 野球で言う「中継ぎ投手」と思っている。順に繋いでいくだけである。その内 大投手が現われると信じることにしている。

投稿者

おじさん

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