山口県阿武町が、24歳の男性に4630万円を誤って振り込んだ問題。男性は、全額をネットカジノにつぎ込んだと説明しています。短期間のうちに、これほどネットのカジノ賭博で高額を使い切ることは可能なのか否かは知らないが・・飲み食いなどでは無理かと想像できる。博打ならではと言うところでしょうか。

引き出したのが 返済を求められた4月8日以降となっています。出来心で始めたと言い訳もできない状態であり、その後双方弁護士を通じて返済する旨の話をまとめた段階で 半額の2000万円余りがあったのに、それ以降も使ったとなると・・どうにもなりません。隠して返済に応じないなどであれば、執行猶予なしで罪に服すると見込まれます。

役所も役所 自分の金じゃないので「仮差押え」さえしていない。若者もおバカなら役所も役所と思う。

それにしても 若者はネット画面で勝ち負けの表示を 信じて賭けることの馬鹿々々しさを思わないのだろうか?例えばサイコロの目はプログラムにより発生させるので、偶然を装い好きなように出来る。トランプのカードも同じである。胴元と言うか賭場(とば)を開催するものの意図が大きい。公正な賭博と言うものが成立するには公正な監視者を必要とする。外国政府の認可を受けたと言っても、国ごとに規制はバラバラ 金でなんとでもなる国は存在する。真っ当な監視者もなく・公正である証明保証のない中で・・やるのが救いがたいおバカである。規制などが日本国内と同様と信じるのがそもそもの間違い。

お金の行方を隠すためやったなら、理解できるが・・罪と罰の重さそして自身のこれからの時間・ビジョンに 金額が足りない。

おじさんは「負けず嫌い」のタイプのため 余程でなければ博打などしない。おじさんが小さい頃「ばくち打ちの ちびれ草履」と近所の方を指して、ばあさん(おじさんの祖母)が言っているのを聞いたことがある。ばあさん曰く(いわく)博奕好きの人は、博奕には大金をつぎ込むが、自分の身の回りの品である草履一足さえも買わないとの事である。今回も入り口に置かれた踵を潰したスニーカーを映した映像に、合点がいった。

大きくなって「人の足元を見る」と言う言葉を知り、同時に身だしなみを考えたとき全体像が見えた。それなりの状態で身の回り品を揃えて置く大事さを知った。大人として暮らすかたちを教えられていたことに気付いた。おじさんのばあさんが育った経験により、おじさんに伝えたと思う。

返済

事件を引き起こした24歳の男性は「少しずつでも返していきたい」謝罪と返金の意向 を示したというが・・おじさんは当然の言動・態度を示しただけとしか思わない。反省などについてはこれぽっちもしているとは思えない。

こんな風景はバブルのはじけた直後には毎度見たことであり、返済の意思を示さなければ詐欺として立件されるからである。法廷戦術の一環としか思えない。

返す気持ちもないのにお金を借りて使えば、道義的に外れたことでもあり罪になる。バブルの時代 銀行からの融資を受け、地上げあるいはビルを建て バブル崩壊とともに負債を負った方は多い。自己破産も素直に出来ず、銀行より形ばかりの返済を 今なお続ける方も存在する。それ故「返済する」との言葉を法廷用の言葉ととらえた次第です。

人は下手に賢いと問題をこじらせる。この若者を見ていると 自らが自分の行状・言動で落ちていく典型に思え、同情するのも疑問が湧く。

日本の法令と人権保護を考えると、借金した人間でも最低限の生活は保障されなければならず、100年経っても返せぬほどの少額の返済でも問題はない。TVドラマでヤクザが生命保険掛けて・・などは只の脅しである。警察に駆け込めば良い。借りた金は返す意思を明確にして 自己の生活に支障とならない程度を返済すれば事足りる。

「この世で起きたこと、この世で解決出来ないことはないと腹をくくるのが大事である。」なおこの言葉おじさんの父からの教えです。覚悟を決めて 正直に素直に生きることが良いと思います。

今回の24歳の男性・対処した町職員 双方墓穴を大きく掘ってしまい、お粗末としか言いようがない状態と思います。

投稿者

おじさん

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