おじさん昨日は「うれし はずかし 日本の姿」を現わすYahooニュースを読んでしまった。書くべきか書かざるべきか悩んだものの書いてしまう。話題的に この歳が来ると好奇心も減り、恩讐のかなたの話となる。・・照れるなあ!・・
初っ端から「バイアグラ」4月から保険対象に、「男性不妊」の場合のみ…厚労省了承となっている。(2/2(水) 22:59配信)
果たしてこれは不妊治療なのかと迷ってしまった。結婚年齢の高齢化による影響と言えば言えなくもないが・・まあ 仕方のないこととか?と思うことにした。
人間は何歳が来ても変われると思っているが、こと肉体については年齢制限が出てくる。一定の年齢が来れば維持することだけでいっぱいになり、後は衰えるままである。
おじさんは下の子供が遅かったので、元気に働いていけるように体を動かし体力維持に努めた。また子育てと老後との連続性から、子供は早く生まれてほしいものと思う。小学校の運動会などで 親の年齢から体がついていかない光景もよく見てきたので、早期であることが良いと思う。
人口減少対策?
3年ほど前に 政府の有識者委員会の会合で 人口減少により発生する将来の課題について検討された。結論は「日本の人口が8000万人で順調な経済成長が得られるのかと、今のまま手をこまねいていたら、未来はそう明るいものではなくなると思います」とういものであった。
政府試算は、少子高齢化の傾向がこのまま続いた場合、2060年の日本の人口は、8700万人になるとしていた。
有識者からは大都市より地方で、より深刻な人口の減少が始まっているとの見解が示された他、外国人労働者の受け入れのあり方についても議論が必要だという考えが示された。
人口減少化対策とは、地方の過疎化・人口減少対策であったり、外国人労働者の受け入れであったりする。
人口減少の原因は、少子化であることは誰もが分かっている。出生率の低下が最大の問題であり、これを改善しない限り 他の地方対策や外国人労働者の受け入れなどは 枝葉末節の対策である。
出生率
なぜ出生率が低下しているのかの本質を誰も探ろうとしていない。議論が長く続くようなテーマの場合、議論の内容が段々と本質から離れて 枝葉末節の問題の議論に終始してしまうのが通例です。
公の場で、立派な肩書きを持ったご高齢の委員の方々が「人口減少の原因は少子化にあり、その少子化の原因は出生率の低下であり、出生率の低下の原因は若者のセックス離れにある。だから若者のセックス離れにこそ人口減少対策の本質がある」などというはしたない言葉は、決して言えない。おじさんも同様です。
「セックスをしなければ子供は産まれない」という本質を避けた議論をいくら繰り返していても、大した改善は見られない。
「もっと若いものにセックスをさせろ」などという議論は、マスコミが大勢来ている場では、誰も口にできません。逆に 未成年による子育てという 人間的にも経済的にも無理な状況を引き起こす恐れもあります。
今のように がんじがらめに若者を縛りつけていれば、性欲も衰えるというもんです。
そして、ここからはおじさんの我儘な思いです。なぜ、若い男の性欲が衰えてしまったのか?その原因は、若い世代と親世代にあるような気がしています。
高度成長時代から亭主は会社に人生の大半を捧げ、核家族化が進行して行ったために、母親は一人で子育てをするという時代になった。子供たちの間で多少暴力的傾向が出れば抑える、集団保育でも 仲裁するなど母親的にきめ細かく育てられたことによるような気がする。
幼児期の戦いの場がなくなり、男の子での野生が育たなくなってしまった気がする。暴力をふるっても、小さい子供同士では大きな怪我をしない。中学生以上になれば大けがをするので中学生はダメである。歳に応じた接し方、いい加減な片目を閉じた育て方でも良かったかと思える。あるいはルールの下で体が接触し競技するバスケット・サッカーなどが戦いに近く、男の子には良いのかもしれない。
そう考えるので小さいうちからあまり干渉しないのがよいと思う次第である。
こんなことは 親全体・教育でのイニシアチブの問題もあるので、難しいこととは思います。男女間のパートナーシップ・平和な生活ならではのことかと思いつつ、我儘に考えてしまいます。
最後に 男はやさしいだけじゃなく、強引なタイプがいてもよいと思うおじさんである。