最近のヨーロッパ 本末転倒が多い。エコに関する政策と実際が気候とマッチングせず無理やり感が溢れる。元々技術の裏付けのない、イニシアチブを取るために 思惑だけで付け刃的に物事を進めたのが原因と思う。能書きは立派だが 中身は「からっきし」の状態まで至ってしまったようである。

ポリシーがあるようで行動に統一性がなくなり、「何を考えてんねん!」と大阪風に言われそうなボケ漫才を演じている。

写真

下の写真をネット上で見た時笑ってしまった。さて自動車エンジンと発電機何れが環境に厳しいのかと言う問題に転化して考えてしまう。最初の発電用エンジンの効率 次は発電機の効率そして充電バッテリー入出力の効率そして走行時の効率と全て合計したらいかなる数字になるのかと考えてしまった。ハイブリッド車の何倍もの高燃費とは見込める。EVである意味がない。

今でこうなのだから EVがもっと増え 充電ステーションを更に求められたらどうするのだろうと、他人事ならず心配になる。

ウクライナ情勢

現在 ウクライナにロシアが侵攻する間際まで情勢が緊迫して来た。アメリカはロシアに対してドルの流通・換金を阻止するような制裁をNATO諸国と共同で実施するとのゆさぶりを掛けている。そうなれば国際的決済が出来なくなり、ロシア国民に困窮が訪れることは確実である。

ロシアはロシアでカリブ海沿岸のキューバなど三国と会談など対抗する。ロシアもウクライナ独立を認めた時点で手出しは無理と思うのが当然なのに・・くど過ぎる。ストーカー行為のようにも思える。スターリンとプーチン大統領を見ているとロシアで長期政権を維持すると、猜疑心が強くなり易いのかと思う。引き際を間違えると暴走する年寄りと考える方が良いのだろうか?

そんな中で ドイツはロシアの安いLNG、中国向け自動車輸出に活路を開いているので、プーチン・習近平を怒らせないことを心掛けている気配である。EUなど同盟諸国の結束よりも重要なように振舞い、ウクライナの運命とその責任の重さをどう対応するかがドイツの信頼性を量る目安となったようである。

ドイツ政府はウクライナへの武器供与を拒否し、さらにエストニアによるウクライナへの武器供与を阻止しようと活発な動きを見せた。英国はここ何日かの間に対戦車用兵器をウクライナに空輸した。英国とウクライナを結ぶ最も直線的ルートであるドイツの領空を通過するルート使わず、兵器の空輸はドイツを迂回するルートを利用した。

英国が許可を求めなかったのは、許可を要請した場合にドイツがそれに応じるか拒否するかの選択を強いるのを配慮したからとも考えられる。また台湾を認めたリトアニアに対するドイツの圧力も如何なものかと思われる。

まさに政治的に 迷走ドイツ・ヨーロッパを見ているようである。

掛け声は落語風に よ!都々逸(どどいつ)とすれば良いか?「落ち」が付き過ぎと思います。原発を国内で否定しながら、フランスから電力輸入。何処まで子供の如く行動するんでしょう。清濁併せ吞む気概が無ければ大人とは言えません。

ドイツ難儀な国に成り下がった あるいはポリシーのない国になったと、考えて良いような気がする。

投稿者

おじさん

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