丸いボール状の紫のような青い花を アザミの上で咲かせたように見える花です。
もうすぐ彼岸 この季節が来ると中島みゆきの「アザミ嬢のララバイ」を鼻歌というか口ずさみながらたまに歩く。おじさんが青春もこれで終わりと思った時代の曲である。間もなく季節の変わり目、ついつい口をついて出て来る。
正直に言うと ルリタマアザミは葉っぱはアザミのようだが、アザミではない。たまに植えられているのを見ると思わず「春は菜の花 秋には桔梗♪」と一節言ってしまう。我ながら 進歩がない。
あれこれ
ルリタマアザミ(エキノプス)学名 Echinops 和名 ルリタマアザミ
キク科 ヒゴタイ属。原産地 ヨーロッパ、アジア
エキノプスは地中海沿岸の半常緑の多年草です。エキノプスの中でもEchinops ritroは、ルリタマアザミという名前で流通しており、園芸品種も多く出回っています。真直ぐに伸びた茎の上に丸いボール状の花を咲かせます。その花色が深い紫がかった青であることから、ルリ(瑠璃)タマアザミという名前がついたようです。アザミと呼ばれていますが、アザミではありません。
丸い花は小さなお花の集合体で、ひとつひとつの小花が開いていくと、また違った姿を楽しめる。