おじさんが 最近路上の植物ポットに見るのは「マリーゴールド」「マツバボタン」ばかりである。水は掛けられているようだが間に合わず・・・弱いものから枯れて行く。自然の厳しさを感じる。
市も焼け石に水と思い、植え替える様子もない。このまましばらくして「ケイトウ」などが加わるかなと想像している。「暑さ寒さも彼岸まで」と信じて・・・後半月と思い過ごしている。
一方で栗、柿などは青い実を日々大きくしている。昔 会津で柿の間引きをして、柿渋を作る風景を見た。この後で残されたものが大きくなり渋抜きされて 会津見知らず柿になる。暑い夏 次の時を準備することを知り、前に歩きたいと思う。
あれこれ
マツバボタン(松葉牡丹、学名Portulaca grandiflora)とはスベリヒユ科の植物の一種。ヒメマツバボタン(P. pilosa)の亜種(P. pilosa subsp. grandiflora)とされることもある。花は昼に開き、夜に閉じる様が門を彷彿とさせることから この名がついたと解釈されている。日本では別名でホロビンソウ(不亡草)とも呼ばれ、年々種が零れて新たな花が生えだしてくるのでこう呼ばれている。
南アメリカ原産。アルゼンチン、ブラジル南部、ウルグアイに自然分布する。葉は多肉で、高温と乾燥に対して非常に強い。世話のほとんど不要なくらい丈夫である。種子は非常に細かく、こぼれ種でもよく繁殖する。開花期は6~9月頃。
以前取り上げたマツバギクと名前が似ているが、マツバギクは同目別科のツルナ科の植物である。