昔から山野に自生していたが、江戸時代の園芸の発展とともに斑入りなどの変異個体が多数園芸品種として固定された。さらにこれがシーボルトらによってヨーロッパに紹介されてヨーロッパでも多くの品種が育成された。
おじさん江戸時代の平和が続く中で園芸大国化した日本人に面白さを感じる。経済で見ていると幕府5代目以降は平和であるが、武士階級は経済的に困窮していく。そんな最中に植物に入れあげて楽しむのである。朝顔しかり、斑入り植物しかりである。
話は変わるが、ここ数日で合う方とは「責めて雲でも・・・」と言いながら、暑さをお互い慰める(?)
植物も水が来ないので枯れて来た。人が多少水をかけても、渇きに追い付かないようである。
あれこれ
ギボウシ(擬宝珠)は、キジカクシ科リュウゼツラン亜科ギボウシ属(学名: Hosta)の総称。山間の湿地などに自生する多年草。食用となり、花が美しく、日陰でもよく育つため、栽培される。
「ギボウシ」は擬宝珠(ぎぼうしゅ)の転訛であるが、これはこの植物のつぼみ、または包葉に包まれた若い花序が擬宝珠に似ることに由来する。
日本にはオオバギボウシ(Hosta montana または Hosta sieboldiana var. gigantea)など20種ほどが野生する。東北地方から中部地方の一部でウルイと呼び、西日本でもギボウシ、タキナなどの名で山菜として若芽、若葉などが利用する。