ハナミズキが終れば、ヤマボウシとなる。ハナミズキは別名アメリカヤマボウシと言うように仲間であるが、昔から本州の東北地方南部から九州の屋久島まで分布し、朝鮮半島、中国にも分布する。あまり大きくならないので家の隅あるいは公園などに何気なく植えられている。

春に葉に先だって花が咲くハナミズキと異なり、葉が出たあとに花が咲くヤマボウシは、落ち着いた雰囲気を出す。

あれこれ

ヤマボウシ(山法師、山帽子、学名 Cornus kousa)はミズキ科ミズキ属ヤマボウシ亜属の落葉高木。日本では本州の東北地方南部から九州の屋久島まで、山野に普通に見られる。

和名ヤマボウシの由来は、頭状の花序を僧兵の頭に、総苞片を白い頭巾に見立てた事によるとする説がある。

花期は5 – 7月。白色の花弁に見える総包片が4枚あり、総苞片の中心に淡黄緑色で小さい花が、球状になって多数密集する。花形は、ハナミズキ(アメリカヤマボウシ)に非常によく似ている。

ヤマボウシは、同じヤマボウシ亜属の近縁種であるハナミズキ(アメリカヤマボウシ)の深刻な病害であるハナミズキ炭疽病に抵抗性がある。

ヤマボウシの果実は食用にできるが、ハナミズキの果実には毒があり食用にできない。

投稿者

おじさん

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