人によってはシルバーマークとも言うが おじさんは「高齢者マーク」(もっと正式には「高齢運転者標識」となる)と呼ぶ。色々調べて行くと早めにつけても問題ない様なので、そろそろ付けようかと思いだした。
法令的には 普通自動車を運転することができる運転免許をもっていて、運転する機会がある70歳以上の運転者に対して、高齢者マーク(高齢運転者標識)は、道路交通法では表示する努力をするよう記されている。努力義務なので罰則はない。
年齢的には70歳未満なので不要と思うが、バイク運転中に4輪車が幅寄せ、無理な追い越しなど進路妨害する方が多いので「若造が!」と言えるように考えた次第である。最近は交通マナーの悪いのが多すぎる。
もみじマーク
70歳以上のドライバーはもみじマーク表示の努力義務だけであり、表示するかどうかは、ドライバー本人に任されています。
表示対象者は「年齢が70歳以上の人で、高齢によって生じる、反射神経の鈍化、視力や聴力の低下といった、身体機能の低下が車を運転する際に影響を及ぼすおそれがある人」です。
高齢者マーク(高齢運転者標識)を表示する位置は、周囲の車の運転者が見やすいように表示する位置が推奨されています。
ここが大事と思っているのが、もみじマーク装着車への幅寄せ等は交通違反行為となります。
高齢者マークを表示している車に対して、他の運転者が、危険防止のため止むを得ない場合を除き、側方に幅寄せや割込みなどをした場合は、道路交通法違反となります。
違反者には5万円以下の罰金、もしくは反則金として大型車&中型車は7千円。
いろいろな人たちが同じ道をシェアして走るので、第三者に対して、どんなドライバーが乗っているのか事前に知らせすることは、セーフティドライブを考えるうえではとても大切なことです。
マークの変遷
おじさんの父世代が 所謂「もみじマーク」を最初に 車に付けだした。1997年頃からであり、黄色と橙色の2色で水滴なような形をしたデザインが採用されていました。
法令的には 75歳以上を対象に、高齢者マークを表示する努力義務とされていました。
2002年 道路交通改正により、年齢が75歳以上から70歳以上に引き下げられました。でも当時 不評でした。免許取り立てがつける「若葉マーク」の向こうを張って 父の友人は「枯れ葉マーク」と言っておりました。
2009年から 現在の四つ葉のクローバーをモチーフにしたデザインになりました。
購入するには100円ショップ、ホームセンターにあるかと思います。
原則
日々 車の運転をしていれば、年齢を重ねたとしても急に運転ができなくなるわけではないので、それほど若いときと比べて、運転に対する身体能力が落ちたとは思わない。まあ気が付きにくいものだし、経験と技術でカバーしているところもあります。
しかしバイクはそうはいかない。はがき一枚程度しか接地していない上 車で覆われている訳でもない。そこに 年寄りの我儘運転と若い者の周囲が見えていない運転などに辟易している。こちらが道を譲り過ぎ 左に寄り過ぎれば、縁石に接触・転倒すれば大怪我をする。
初心者運転者標識や聴覚障害者標識等、また道路交通法では定められてはいませんが「子供が乗っていますマーク」など、表示マークが、互いが互いを思いやるためのツールになれば良いと思う。
重ねて「もみじマーク」の付いた車に 幅寄せその他危険を感じさせる運転は法令で処罰対象である。
バイクに付けたいのだが、車限定なのが難点である。ミニカーはどうなんだろう・・・更に研究である。