知人の土建屋さんがトラックを止めたり 資材を置いている奥にレンギョウが植えられて、自由に伸びた状態である。手前に型枠などが置いてあるので近づけない。態勢を低くして型枠板の上に乗り写真を撮った。

あれこれ

レンギョウ 03/21

レンギョウ(連翹)モクセイ科レンギョウ属(学名:Forsythia)の総称。学名 Forsythia suspensa。落葉性低木広葉樹。別名、レンギョウウツギ(連翹空木)。古名は、いたちはぜ、いたちぐさ。

繁殖力が旺盛で、よく繁る。樹高は1 – 3mまで育ち、半つる性の枝は湾曲して伸び下に垂れ、地面に接触すると、そこからも根を出し新しい株ができる。枝は竹のような節を持つ。また、枝の髄が早期に消失するため、節の部分を除いて中空になる。このことから“空の木”、レンギョウウツギ(連翹空木)という別名が付いた。

見つけたレンギョウは地域性からヤマトレンギョウ F. japonica(日本原産)ショウドシマレンギョウ F. togashii(日本原産)と思われる。これらは石灰岩地に分布しているので、見つけた環境はセメントの欠片が散らばるので生育に最適な状態と思う。元気にのびのびの理由が分かり嬉しくなった。これら日本原産種は、他のレンギョウ類に比べて開花時期が4 – 5月頃と遅い。ヤマトレンギョウは葉に先立って花を咲かせ、ショウドシマレンギョウは葉の展開と同時期に独特の緑色を帯びた黄色い花を咲かせる。

この2種は、全国的にも限られた地域にしか分布しない固有種で、環境省のレッドリストによって、絶滅危惧種に指定されている。

だとすれば・・・花の季節が早すぎるか?もう少し観察しようと思う。

レンギョウ 03/21

投稿者

おじさん

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です