可愛い花であるが 花粉がアレルギーの原因となっていることを知る方は少ないと思う。田んぼの中で咲いているのを見つけて、田んぼに立ち入って写真を撮る。ハコベと混在し、お互いがせめぎ合っているのでイヌフグリの花が単独で咲いているところを見つけるのが難しい。ハコベも小さい花を付けだしている。春の訪れを否応なく感じる。

また似た名前でイヌノフグリがある。こちらはピンクもしくは白い花で少し小さい。「ノ」が付かないのでご注意を!イヌノフグリは絶滅危惧種にリストされているので、是非とも見たいとは願っている。

名前 色々混在している様で、正式にはオオイヌノフグリと云うのが正解らしい。名前にも戸惑う植物である。それにしても品のない名前である「犬さんのタマタマ」と現代語訳出来る。果実の形状が犬さんのタマタマ似ているので、そう名付けられたようである。

あれこれ

オオイヌノフグリ

オオイヌノフグリ 学名 Veronica persica 英名 Veronica persica オオバコ科クワガタソウ属 ヨーロッパ原産の越年草であり帰化植物。和名 オオイヌノフグリ 別名 瑠璃唐草(るりからくさ)

オオイヌノフグリは明治の初めにヨーロッパから日本に伝わってきた帰化植物。草丈が10cm~20cmほどで地面を這うように育ち、とても丈夫で繁殖力が強く、自生する場所は土手や公園、空き地などの日向を好みます。花は太陽に反応して咲き、日が暮れるとしぼむ1日花です。開花の時期は2~5月と次々花を咲かせます。水色の小さな花を咲かせ、春の訪れを一番に知らせる。

オオイヌノフグリの名前の由来は、日本在来種のイヌノフグリによく似ていてイヌノフグリより花が大きいことから、その名で呼ばれるようになりました。

投稿者

おじさん

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