新年早々 寒波がますます強くなり、葉が落ち先端が萎れている。外観が似たナンキンハゼは紅葉し落葉するがポプラは紅葉しない。紅葉 よく考えれば本体が葉に残る養分を本体が吸収し、冬の生き残りを図った結果である。葉には養分の大半が無くなり 色づき落葉する。一方ポプラ 最後の最後まで働いて 少し黄色に色づき落葉しているようである。何れが幸運なのかと 企業のリストラ風景が思い浮かぶ。
何処にもある冬の風景であるが・・・考え方を変えるとまた見えるものが異なる。椿ほどパワーがあれば、葉に油分を貯めこのまま冬を乗り切る。照葉樹と呼ばれるが これも相当のパワーを維持に費やす。
こんなに考えていると もう少しましな生き方を選ぶべきであったかと思い、自身の修行不足を痛感する。一度しかない人生なので 反省のしようがないことに気付き、自らの愚かさを再度感じる。まだ先があると考え、行動するべきであるとの考えに到達する。今日できなくても 明日がある!
気温低下で一気に変わっていく。3日見ぬ間の桜ほどではないが・・・風景が一気に変わった。
あれこれ
ポプラ(英語: poplar, 学名:Populus)は、真正双子葉類キントラノオ目ヤナギ科ヤマナラシ属またはハコヤナギ属 に属する樹木(ハコヤナギはヤマナラシの別名)。
「ポプラ」とは、ラテン語の「人々、共同体、国民」などを意味するpopulus ポプルス に由来し、古代ローマでしばしば公共の集会所の周囲に植えられたからであるという。日本のポプラ属は、ヤマナラシ、ドロノキの2種が自生する。一般には明治期に導入された外来種をポプラと呼ぶ。
落葉広葉樹。葉は広三角形。雌雄異株で、春に花を咲かせる。成長が速いが、材は柔らかくて緻密さに欠け、燃えやすく強度や耐久性で劣り、用途が限られる。また寿命は比較的短く、数十年から100年程度で老木となり、台風などで倒れやすい。
ポプラの和名は現在まで整理がなされていないため、同一種でも別名や別表記が多く、学術論文ですら混乱しており、植物園などの表記にも不統一なものが多い。
ヨーロッパクロポプラ
Populus nigra – 別名・ヨーロッパクロヤマナラシ。ヨーロッパ原産。日本には明治中期に移入され、特に北海道に多く植えられた。
セイヨウハコヤナギ
Populus nigra var. italica – 別名・イタリアポプラ/イタリアヤマナラシ。ヨーロッパクロポプラの改良種。直立する羽状の美しい樹形で知られ、並木に適する。
カロリナポプラ
(Carolina Poplar) Populus tremuloides – 別名・アメリカポプラ、アメリカヤマナラシ、カロライナハコヤナギ等。北アメリカ東部原産。イタリアポプラのように高く伸びず、樹高が低くて管理しやすく暑さに強いため、市街地の街路樹としてよく利用される。