横を通ると花が咲き、独特の匂いが流れている。時期的に受粉するためには 匂いにて昆虫類を引き寄せなければならない。子供の頃 花よりも団子 つまり果実しか眼中には無かった。歳とったため花に目が行くのであろうか。

ミカン畑の片隅などに生えていたが、しばしば どこのものと言うのも難しいような境界に生育していた。・・・となれば 子供の頃は取り放題。

4月前後に 果実を付けるが、施肥に敏感な植物で、雨水でみかん畑の肥料の残りものを頂ける位置のものは甘いが、影響を受けないようなものは甘みが無くさっぱりであった。このようなことを知るのも、子供時代の経験である。

ビワの花

あれこれ

ビワ(枇杷、学名: Eriobotrya japonica)は、バラ科の常緑高木および食用となるその実。

原産は中国南西部で、日本では四国、九州に自生する。果樹としては九州、四国のほか和歌山県、千葉県(房総半島)、静岡県などで栽培される。葉は互生する単葉。濃い緑色で大きく、長い楕円形をしており、表面にはつやがあり、裏には産毛がある。その大きな葉陰に楽器の琵琶に似た形をした一口大の多くの甘い実がなり、黄橙色に熟す。

花は枝先の円錐花序に多数つき、白色の5弁花。食用にする部分は花床が肥大したもので、種子は大きく赤褐色です。

中国では古くから栽培され、6世紀には栽培品種がみとめられます。日本には古くに中国から渡来し、野生化したといわれています。

奈良時代に果実として利用されていますが、本格的に栽培されるようになったのは江戸時代末期に中国から大果な品種がはいってきてからです。

果実を食用にするほか、葉を浴用料や薬用として利用する。

春になれば・・・コロナ収まり・・・

投稿者

おじさん

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