散歩中 ナンテンとヒイラギに会わぬ日はない。それほど どこの庭にも植えられている。
ヒイラギは北の鬼門除け ナンテンは「難を転じる」として縁起物として庭に植えられる。
おじさんも子供の頃は赤飯にナンテンの一枝を添えたものをよく見た。今ではプラスチック製に変わっている。
庭のナンテンも実が赤いものから、最近は白いものも多くなってきた。
おじさんの事務所の玄関横に昔は両者の間を取ったような「ヒイラギナンテン」を植えていた。ばあ様が事務所駐車場でプランター家庭菜園を始め、葉のとげとげが痛いとのことで容赦なく切っていくうちに一株になってしまった。
あれこれ
ナンテン(南天、学名:Nandina domestica)は、メギ科ナンテン属の常緑低木。中国原産で、日本では縁起物として庭木として植えられることが多い。冬に赤くて丸い実をつける。咳止めの効果が期待できることから薬用植物としても扱われている。
日本へは中国から渡来したといわれ、観賞用に庭木としてや玄関前などに植えられることが多い。西日本、四国、九州に自生しているが、古くに渡来した栽培種が野生化したものだとされている。山口県萩市川上の「川上のユズおよびナンテン自生地」は、国の天然記念物(1941年指定)となっている。
常緑の低木。樹高は1 – 3メートル (m) 位になり、株立ちとなる。幹は叢生し、幹の先端にだけ葉が集まって付く独特の姿をしている。
花期は初夏(6月)ごろ、茎の先端の葉の間から、円錐花序を上に伸ばし、6弁の白い花を多数つける。晩秋から初冬にかけて赤朱色または、ときに白色で、小球形の赤い果実をつける。果実は10月ごろに熟する。実の白いものはシロミノナンテンという種で、これもよく栽培されている。