葉の形状と色が以前から気になっていたウバメガシがある。

生け垣全体が1本の木で作られているようである。今日 手入れの作業中に当たったので、持ち主に聞いてみた。

葉が著しく縮れているのはどうしてと聞いたところ、先代以前から植えられ手入れしているのでよくわからない。

高校生の頃ドングリを取って 植えて見たら普通の葉も出現する。メンデルの法則通りなので、多分「劣勢遺伝」と思うとのことであった。様々なもの 多少違っていることが大事と思う。

斑入り植物など 緑に白く斑紋を出したものを 夏などはその緑の軽さを楽しむ。

この歳が来ても守るべきか直すべきか迷うことが多々ある。

最近は他者に迷惑かけなければいいんじゃないかと思い過ごしている。

ウバメガシの生け垣
気になっているウバメガシ

あれこれ

ウバメガシ(姥目樫、学名:Quercus phillyraeoides A. Gray)は、ブナ科コナラ属に分類される常緑広葉樹の1種。

別名 いろいろ。備長炭の原料として利用される。和歌山県の県の木である。

ウバメガシは日本産の常緑のカシ類では特に丸くて小さく、また硬い葉を持つカシである。

海岸や岩場に多く、しばしば密生した森を作る。

日本の暖地では海岸林の重要な構成樹種の一つである。

また乾燥や刈り込みに強いことから街路樹などとしてもよく使われ、その材は密で硬く、特に備長炭の材料となることでよく知られている。

樹形は、ごつごつしていて、樹皮には独特の縦方向のひび割れが出る。若枝には黄褐色の柔らかい毛が密生する。

葉は倒卵形で長さ3〜6cm、やや表側に盛り上がっており、周辺には鋸歯がある。

また、葉はやや厚くて硬く、表面には強い照りがある。

雌雄同株。堅果(どんぐり)は長さ2cm前後で楕円形、色は褐色。 材は緻密で極めて硬い。比重が大きく、水に入れると沈む。

普通のウバメガシ
投稿者

おじさん

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