甥に聞いたところ 近所でミカン狩りを始めた農家が出てきたり、ネット販売などを開始した農家も多いと聞いた。

農家も経営の方法など工夫しないと 変わりつつある時代に対応できないようである。

当然の如く 後継者難で荒れ地も増加しているようである。

加えて近隣の荒れ地が増加すれば、イノシシなどが降りて来て 被害も拡大と大変らしい。

猟師なども付近にいないため 捕獲は難しいとのことであった。

100kg級と対峙したら・・逃げる自信もないので、会わないことを心掛けているとのこと・・

会話中 甥が現状追認タイプであることに驚いた。

世の中が変化しているから 君たちはすることがあるんじゃないかと思わずにはいられない。

時代の要求

携帯電話 これだけでおじさん達が初めて触ったコンピュータを凌駕する性能以上である。

甥と話をして 手に持っているもの使わないのか?との思いをした。

おじさんは 甥っ子の年齢が30歳前後なので、現状を変革していく話とか 生き抜くための将来ビジョンを期待したが・・・

どこか他人事。豊かな時代に育ったとしか思えなかった。

厚生省の統計によれば日本の就労者所得200万円以下が1200万人。

40%近くが女性であるそうだが、共稼ぎなどもあり 実質の家族収入が見えてこないので 実質は?何とも言えない。

これでは年金生活者のおじさんと同じようなものである。

これでは 家賃を払い、食べて、子供を育ていくだけで精一杯どころか 足りないのは見えてくる。

状況を考えて 転職,副業しないのか?起業しないのか?チャレンジしないの?と思えてくる。

おじさんでも 規模拡大,兼業農家化,産品加工拡大など工夫しなければ、農家として生き残れないのは分かる。

今の時代 一生懸命だけでは生きていけない。

インフレ

所得も伸びなければ 物価も上がらない。どうしてこの状態が続いているのか不思議である。

多くの書籍にも書いてあることであるが「負のスパイラル」と言うしかないのか?

思うと同時に 所得が変わらないのは 人は足りてるからと思えてくる。

人手不足とは言うが、企業に人手が足りないなら給料を上げてでも人を募集する。

①給料を上げたくても上げられない→②値上げすると消費者が離れてしまう

→③値上げできない→④消費者の給料も増えない

という負の連鎖が続いているからと書いている。どこで鎖を断ち切ればよいのでしょうか。

費用に上乗せできないけど給料を上げる? それとも費用を価格に転嫁する? 

多分 新しい商品,サービスなくしては状況は変わらない。企業側でもチャレンジがない状況です。

しかし そんなこんなで企業内留保があったので、コロナの中 維持出来ているのも否定できません。

今回 GOTOキャンペーンなどが始まり、国から国民にお金を流すことが起きています。

国民にお金がわたり 実質所得が増えたのと同じ効果となります。

キャンペーンを利用しても 変化が無いと現状までの分析に間違いがあるのかも知れません。

しばらくは様子見ながら観察です。コロナの感染増大でGOTOキャンペーン自体がどうなるか?分かりません。

以上のこと 江戸時代の経済対策 将軍・徳川吉宗と 尾張・徳川宗春の関係のようでもあり興味深い。

お金を使わないのが先か お金を使うのが先か いつの世もバランスが難しい。

投稿者

おじさん

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