子供の頃 田んぼの脱穀した後、稲わらをミカン畑に敷いていたことは 以前書いた。

藁(わら)は 脱穀後は山にあげる前に「積み藁」されていた。

学校の帰り道 これを崩してマットにしてよく遊んだ。

遊んだ後はそれなりに直したが、良く怒られた。この辺りがバク転を覚えた最初であった。

多少バク転が出来れば・・・バク中・・・当然の流れであり、自然である。

また おじさんが 現在「逆立ち」さえ危うくなくなったのも 自然の流れである。

時は過ぎ去り、肉体は進化し 退化する。いつもの出来事であり、みんな一緒である。

藁の利用

現在では 田んぼの稲の刈り取りの際、コンバインが 切り藁にして田んぼに戻す。

その後トラクターが走り、田んぼにすき込む。

稲株の風景も印象深いので 写真にと思ったが、多くはブロッコリー畑に変わっている。

稲架(はざ)掛けや積み藁の 懐かしい田園風景が見られなくなったのは、ちょっとさみしい気もする。

農家の高齢化や専業農家の減少などを考えると、手間と時間が必要な稲架掛け作業や積み藁造りをされなくなっても仕方がないことだ。

最近藁を集めて丸く巻いたロールが置かれている田んぼがたまにある。

少し離れた乳牛農家が耕作と刈り取りを請け負い、藁を餌として確保しているとのことである。

おじさんが子供の頃は 藁は 牛の敷き藁そして飼料,畳など利用は多岐にわたった。

しめ縄作り

昨日 自治会長よりの連絡で、12月の日曜日 しめ縄作りのため、神社集合との連絡があった。

今年はおじさんの自治会が神社の当番(「とうや」という)だそうで、参加メンバーは 多分初めてばかりである。

十何年に一回なので当然であるが・・・おじさんなど しめ縄どころか・・・藁縄を作った経験も 作る機械に藁を入れたこと位で、手で藁を綯った(なった)ことは無い。

「藁叩き」程度が関の山と思う。祭礼は中止となったが、行事は外せない。参加することに意味があると思っている。

閑話休題

2016年に小豆島の島内を一周したがその際 わらアートを見た。島の農村歌舞伎舞台の付近で展示されていた。

なお 車で入っていくと道が細く、対向して交わせない。今年も開催されているかについて検索したが不明です。

2018年にも別の作品を見たのですが・・・やはりコロナでダメでしょうか?

投稿者

おじさん

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