現在 ウクライナを見ていると、茶番を見せられていると感じる。国際連盟で第二次大戦を防止できなかった反省で国際連合結成。その常任理事国に 所謂戦勝国が就任して現在に至る。
軍事力によらない国際協調(国際連盟)が二次大戦で否定され、大戦後の戦勝国による軍事統治が国際連合(連合国UN)に他ならない。結果 腕力偏重でしか治まらないのか?
パックスロマーナ同様の 千年変わらない世界観で・・人類は馬鹿だったと断言して、放置しかないのか?まあ 悲しく貧しい世界観となってしまう。
それにしてもウクライナの抵抗を見ると、自由の旗の下での戦いと思え、抵抗の仕方が半端ない。人間 自由を正義にした側が強いことは、市民革命以来の歴史を見ると納得できる。今は早期の戦闘終結と戦闘により傷つき亡くなる方が 少ないことを祈るだけである。
核兵器
「核撃つぞ・・・!」常任理事国がそれを言うと、何処の国も核兵器が欲しくなる。
国連や米国の求めに応じて核を放棄したウクライナの末路を見せつけられた金正恩。彼は、国連や米国、常任理事国に、どれほど説得され、何を保障されたところで、絶対に核を放棄してはいけないと固く決心しただろうと想像する。ウクライナをかばい切れなければ、核保有に踏み切る最も正当な理由となってしまう。おバカなロシアのプーチンがやってもうた結果である。
少し前の 国会議員 丸山穂高の「ロシアとの戦争発言」を思い出すと、対ロシアではあれで正解のように感じる。単純に叩いてたバカの意見を聞いてみたい。
日本共産党からのコメントに「プーチンのような独裁者が・・・出ても戦争抑止」と日本国憲法なのに、日本国民の安全とのロジックがないことに笑ってしまった。改憲論者に取っては追い風である。護憲論者にとっては厳しい世界の現実を感じたと思う。
こんな思いを打ち壊してくれるネタは、「プーチンの失脚」をロシア国民が成し遂げることだが、ロシアの民意・意識では望むべきもない。若い方はいざ知らず、年寄りどもの過去の栄光ともいうべき世界を東西に2分した時代を思うバカが多いので無理と思う。
次は中国かと思うと、背筋に寒気を覚える。バカにつける薬はない。
国連決議
ロシアによるウクライナ侵攻を非難する国連安保理決議案は、ロシアが拒否権を行使し否決されたとのこと、当然でもあり国連とは何ぞやと思えてくる。結局のところ綺麗ごとではなく、腕力なんだとつくづく感じる。
おじさんの老後資金の考え方でも、それなりにお気楽に生きていけるが・・・目の前にキャッシュを積む奴に負けそうと思う時と同様である。やはり日々楽しくキリギリスの如く生きたいと思うが、どこまで生きるか分からないので、アリさんになるしかない。
ニュースで外務省に呼び出されたガルージン駐日ロシア大使が日本政府に対し、「重大な対抗措置をとる」と外務大臣に直接警告した。その後の外国特派員協会で会見したガルージン駐日ロシア大使は「ロシアも重大な対抗措置をとることになる」「両国に影響はでるだろうが、無益だ」などと述べ、追加制裁を発表した日本政府に再警告した。おじさんなどはこれを聞いて、それなりに日本政府頑張っていると思いました。G7と協調していくことを祈念しています。それにしてもロシアの大使のプライド先行、品のなさが気にかかる。言わないと帰国した時不味いのかもしれないと憶測してしまう。
軍隊が演習という名の終結をしてからひと月あまり、2月15日前後にアメリカがロシアが侵攻するぞと警告を発して、侵攻を半月以上引き延ばしたので、ロシア軍は丸一月完全野戦状態である。ソロソロ燃料・食糧・銃弾などロジスチックが悪ければ戦えない。ロシア兵も疲れ、日数が経過し、ウクライナ内での補給路が伸びてきた。ウクライナが補給線を叩けば 補給困難になり第二次大戦中のドイツと同じである。
ロシアが寡兵であるウクライナの抵抗を甘く見たのと、ウクライナへの武器供給そして情報公開した西側のインテリジェンスにより、5分5分の戦いをしている。
しかし 人命優先 早期に休戦されることを希望してやまない。
最後に先ほど対戦車用火炎瓶(モロトフカクテル)を作る市民のユーチューブが流れていた。一般市民が抵抗運動に参加するまでになった。現大統領は選挙で70%以上の得票を得て当選した。この政府を倒し傀儡政権(かいらいせいけん)を立てても無駄のように思える。