年末年始のNPOによる炊き出しなどの風景がニュースで流れていた。炊き出しと言えども、多くが弁当の配布に代えているようである。弁当の内容を見ていて、「これじゃーね」と思ってしまった。コンビニの弁当と変わらずどう見ても腹を満たすだけと思えた。食生活を大事にしていないとおじさんの様に一歩踏み外せば「成人病」などの健康状態になる。
以前から糖尿病と聞いていた不動産鑑定士の方に介添えがついて、白杖をついておられる風景を昨年末から見る。改めて成人病の怖さを悟った次第である。早期に気付き 健康管理したことに間違いなかったと思った。
また知人で若い頃 鍛えるあまり筋肉増強剤を使っていたのが、狭心症を起こしたと聞いた。聞いてみると筋肉増強剤は服用を止めても、加齢後 血栓症を起こす確率が上がると聞いた。
いかに食生活を考え、自然に暮らすかということが大事と思い至った。
ご長寿
先日「家ついて行っていいですか?」のお正月特番でおじさんの父の年齢に当たる103歳の方が登場していた。おじさんの父とは1歳違いであるが、誕生日を聞くと同級生である。大分出身で徴兵では中国関東軍で軍曹であったと聞き、父とも似た境遇・経過では?と思った。
6年前に奥さんを失くし、昨年まで一人暮らしをされていたとのことに驚いた。最近は足腰が弱くなり、娘さん(娘と言ってもばあ様である)に助けて貰っているとのこと。102歳まで一人暮らしで行けたとのこと驚きである!
今は亡くなったが おじさんの義父などををホームに見舞った際、座りながら寝ていた方が多かった。そしてしばらくすると鬼籍に入られた話を聞いた。義父も同じような道筋を辿った。そんなことから 歳をとれば何にでも関心を持ち、あれこれすることが大事なようだと気付いた。
そういう経験から、常に好奇心を巡らし、小まめに動く様にすることにした。散歩もその一環である。また奥さんから何かと頼まれても 嫌でもハイとして、応じているのである程度は動いていることは将来的には良い・・と思うことにした。
独身
先日 従弟が生涯独身となりそうなことを書いたが、単身での高齢化は転倒などの事故あるいは心臓発作などの場合には 緊急連絡・通院などすべてにわたって難しい。TV番組 ぽつんと一軒家などで一人暮らしをされている高齢者を見ると、それなりの覚悟が見えて来る。
2020年の平均寿命は男性82歳、女性は88歳。生涯未婚の人だけでなく、離別・死別も含めた独身比率が上昇していくのが当然の状況である。
男女の独身による寿命への影響について書いてあったので転記する。18年の人口動態調査を基にした数字であり、具体的数字は中央値である
男性の場合、最も早く亡くなっているのが「未婚の人(死亡年齢中央値約66歳)」で、次が「離婚している人(約72歳)」。そして「配偶者のいる人(約80歳)」「配偶者と死別した人(約86歳)」と続く。
女性は「配偶者がいる人(約78歳)」が最も早く亡くなっていて、次が「離婚している人(約81歳)」「未婚の人(約82歳)」。最も長生きなのが「配偶者と死別した人(約92歳)」とあり、ばあ様がこれにあたっていると合点がいく。奥さんは?と思いながら見ている。
最も長生きなのが配偶者と死別した人で、これは男女ともに変わらない。男性は未婚、女性は配偶者アリが“最も短命”という姿が見えて来る。
逆に考えれば お互い80歳までは添い遂げて、互いが健康であれば 80歳過ぎて別居(介護施設入所など)するのがお互いの長寿になる可能性が見えて来る。但しどちらかがボケるなどしていれば無理なことは想像出来る。
お金もあるが、健康を確保するためにも 単身生活をするために、自身の自活力を鍛えておくのが老後への備えと思われる。生活習慣を改めながら更にと思うものの・・お金があり過ぎ、店舗などで他の方が調理したものあるいはインスタント食品・冷凍食品を日常的に食べる生活をすれば、食生活としては足りない。清く・正しく・清貧に生きることが正解かと思う。
まあ 長生きし過ぎてボケても面白くない。万事ほどほどと思うが、先のことは分からない。