孫に送るイチゴの値段に灯油の値段が響くので、今年の冬の天候が心配である。結論としては今年はラニーニャ現象により、12月に入り本格的に寒くなるとの予報である。長期予報からも 先ずは一安心という状況である。これでほぼ良いイチゴと巡り合える可能性が高い。だが灯油の近日の値上がりの急なことは値段が気になる。
灯油は夏に精製した生産品を10月下旬から翌年4月に出荷し賄う。という訳で現在出荷している製品は安い原油と高い原油から作られた混合物が中心である。値上げをしなければ、来年の価格に響いていく。民生消費が主なのでゆっくりとしたタイミングで値上げすると思うが、現状では早めの手配が良いと思う。余談が過ぎそうなので・・・元に戻して。
イチゴは温度管理によって糖度が変わってくる。単純に暖かい加温だけでは甘くならない。途中で寒さを当てないと糖度は高くならない。ところが寒さの当て方も注意しないといけないとのことである。何処か子育てにも似たものがあるらしい。
おじさん いつも「あまおう」を福岡のイチゴ農家に頼んでいるので、加温と寒さの塩梅が大事なことを教えてもらった。 イチゴ農家 のお陰で 孫はレベルの高いイチゴフリークになっている様である。子供によれば ふるさと納税で返礼品のイチゴを一口で食べ、残したようなことを聞いた。考えれば 甘いと定番の「あまおう」を 前日夕方完熟状態で取りクールで発送、翌日昼に届くのだから不味いわけがない。
今年は果物を手配するには難しい年と思える。高温少雨が続き 後高い降水量で、今が収穫時期の梨・リンゴなどは難しいようである。ミカン柑橘類もどうなるか不透明である。本日も訳アリとしてリンゴが店頭に並んでいるのを見て、蜜吸いと呼ばれる傷があり、選果をいくらか緩めている気配である。多分今年の果物類は価格もそれなり、品質もそれなりと覚悟しないといけないかも知れない。
現在の天候は回復・温暖基調にあるので、野菜類は良品安価と見込める。近所の畑に植えられたダイコン、ブロッコリーの成長が著しいのを 散歩の際 自然に目に入り見るのでその辺りが判る。しかし出来過ぎればダイコンなどはトラクターでスキ込んで生産調整・価格維持が始まる。微妙なバランスがどこにでも存在する。
ラニーニャ現象
ラニーニャ現象とは、太平洋赤道域の日付変更線付近から南米沿岸にかけて、海面水温が平年より低い状態が続く現象です。
ラニーニャ現象の発生時には、太平洋赤道域では、東風が平常時よりも強くなり、太平洋赤道域の西部に暖かい海水がより厚く蓄積する一方、東部では冷たい水の湧き上がりが平常時より強くなります。
ラニーニャ現象の発生時は、海面水温が平常時より高いインドンネシア近海で対流活動が活発になり、中国大陸では高気圧が強まります。このため、偏西風は、中国大陸で北に蛇行、日本付近では南下し、日本列島に寒気が流れ込みやすくなります。
長期予報では ラニーニャ現象の発生時にみられる偏西風の蛇行が現れ始めるのは、11月後半からです。11月後半から日本付近に寒気が流れ込みやすく、12月上旬には、偏西風は、日本付近で大きく南下し、寒気が次々に流れ込む見込みです。11月後半から全国的に冬の寒さになり、12月上旬には冬本番といえそうです。
ラニーニャ現象の発生時、平均気温が関東や東海、北陸で低いこと、降水量が関東、東海、近畿から九州の太平洋側で少ないこと、日照時間が北海道や東北の太平洋側と近畿から九州で多いことです。
イチゴケーキ
孫にイチゴを送ると、子供がイチゴの飾り切りに腕を振るうようになった。原価を知らなければ自由自在、いくらでも試して 新たな形を試していく。失敗してもケーキのスポンジに挟む様で失敗を恐れない。
何時も写真でしかご馳走にならないが、色々な形を作っているようである。難点は少ない素材でゴージャスに見せるのが「腕」と思うが・・・その点は素人丸出しである。食べることが優先なのか?審美眼が無いのか?の判断はやめている。
おじさんは 趣味と金儲けは別と思う世代なので、原価などに臆せずチャレンジすれば良いと思っている。そんな体験をしていれば、必ず何か他のものを生み出せると思っている。何事もアホ・バカと呼ばれるまで行けば、何か体に染みつくものと思っている。それが孫に伝われば・・・さらに嬉しい限りと思う。