近日 日本列島を横断する前線の停滞に伴う大雨が続いている。昨年に続き 久留米市内が排水が間に合わず、多くの家々が浸水被害を受けている。キツイいだろうなと思わずにはいられない。久留米の被災地 去年の場所と同じと現在の報道だけでは判らないが、何度か行ったことがあり、経験的には多分同じかそれ以上と思っている。思いと違うと良いのだが・・・想定がはずれても・・・より大きい被害が発生している。
去年の今年では排水設備の大規模な改修は難しいだろうと 経験上思う。排水ポンプのような規格外に大きいポンプを さらに大型化するには 無理をしても2年以上かかる。普通に暮らしていれば判らないと思うが、型式の似た工場の冷却用海水設備の更新した経験からの話である。
雨量が桁外れ
今回の雨量も降り始めの8月11日から13日(金)15時までの総降水量は
長崎県雲仙市 雲仙岳 788.5mm
長崎県島原市 島原 576.0mm
長崎県長崎市 長浦岳 563.5mm
福岡県大牟田市 大牟田 551.0mm
熊本県天草市 本渡 542.0mm
長崎県南島原市 口之津 531.5mm
と群を抜いていると言ってよい。本日のニュースでは更に200mm以上の上乗せされた数字の報道もあり、これでは・・・と思う他ない気配である。
今回の雨 熊本の植木、大分の日田とおじさんが大好きなスイカの名産地でもある。昨年は日田のスイカの出荷時期となったが、日田のスイカは食べられなかった。当然 今年はリベンジした。
まだ心配の種はある。孫の好きなイチゴの生産地である久留米周辺の「あまおう」の畑が心配である。今の時期は生産時期である冬の為 苗を作る時期である。昨年は久留米で多くの苗が流され、周辺の農家が協力したと聞く。また加温用ヒータなど温室設備が水に浸かる等 後が大変だったと聞いた。今回も同様の被害があると考えられる。
田主丸のブドウも今が出荷時期と思われる。友人も住んでいるので、心配なことだらけである。
食いしん坊としては来年も 応援のためバリバリ食べなくてはいけない・・・食べて応援なので、ただの 食いしん坊 などとは 言わないで頂きたい。
墓参り
おじさんの地区でも雨がなかなか降りやまない。ばあ様はセニアカーで移動するので、墓掃除とお参りが出来ないようであった。本日 昼食後 セミが鳴き出したので外を見ると 一時的に雨が止んでいた。早速 ばあ様にお墓に行こうかと声を掛けた。
急いで短パンを履き替え、たわしとレジ袋を用意した。おじさんは行く道すがらスーパーで花を買うかと思っていた。ばあ様は 畑によって花を取ると曲げず・・・畑で花を切って向かった。
手分けしてチャチャと草を抜き、水入れなどにたわしを掛けて掃除する。枯れた立ちガラを除き、花を入れ、ろうそく・線香を点けて供えお参りしている途中で雨が降り出す。墓が2か所あるので2か所目は濡れ鼠。それでも何とか・・・。周囲を見渡すと そこここで同じ光景が見られる。近所の方も同じである。
雨の中の墓参は改めて 大変と思い至る。先祖様にチャチャが過ぎたようで、今晩 仏壇でお詫びでもするかと思いつつ、他意のないこととお詫びしなくても ご先祖様なのでご理解いただけると思っている。
夜も雨があるので、ろうそくとライターのみでチャチャとおじさん一人で済ませてしまった。今日の夕方もダメな空模様である。ご先祖様 チャチャで面目ない!